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【レポート】社内でSDGsディスカッション実施しました!

こんにちは!
PILOT SDGsのじゅんじゅんです。

先日、PILOT全社員が集まって、SDGsをテーマにした勉強会とディスカッションを実施しました。今回はそのときに社内で考えたこと出てきたアイデアについてまとめていきたいと思います。

これから「会社でSDGsに取り組んでいきたい!」、「SDGsの勉強会を実施してみようかな」と思っている企業の担当者さまなど、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!

勉強会で話したこと

勉強会を実施するにあたって、「なるべくわかりやすくSDGsを伝えたい!」と思っていたわたしは、前回勉強した内容をもとに資料を作成しました。「みんな興味を持ってくれるかな…?」ドキドキです。

勉強会では以下の内容を取り上げることにしました。

1.SDGsとは何か?
2.世界や日本ではどのような問題が起きているのか?
3.PILOTの現状をみてみよう
4.個人ができることはなにか?

1.SDGsとは何か?

まずは基本的なSDGsについての説明から。
「2030年までに達成を目指す国際社会共通の目標であること」、「17の目標と169のターゲットが設定されていて、いずれも世界を良くしていこうと取り組みにつながっている」ということを話していきました。

2.世界や日本ではどのような問題が起きているのか?

続いて、解決していかなければならないさまざまな問題を認識してもらうため、17の目標からいくつかピックアップし、世界と日本で起こっている問題を紹介していくことにしました。

■世界での問題

3.すべての人に健康と福祉を
10人に1人が5歳未満で亡くなっている。予防や治療ができるはずの病気で多くの子の命が失われている。

5.ジェンダー平等を実現しよう
女性は、男性の約3倍の時間を家事や育児、介護に費やしている。性のあり方が理由で差別や不利益を受けているのは女性だけではない場合も。

8.働きがいも経済成長も
中東やアフリカには「子ども兵士」として戦場の最前線に立つ少年少女がおり、劣悪な労働環境や不当に低賃金で長時間労働させられている。

■日本での問題

SDGsの達成度
2021年の日本のSDGs達成度は世界18位(165カ国中)

しかしジェンダーへの問題意識は低い
男女給与格差など女性に対する不平等が最悪レベルの120位(156カ国中)※
※Global Gender Gap Report2021 P.10 “The Global Gender Gap Index 2021 rankings” https://www3.weforum.org/docs/WEF_GGGR_2021.pdf

「働き方も経済成長も」別の視点からみると…
「過労死」は日本で最初に問題になったことから、英語辞書にも「karoshi」という言葉が掲載されている


3.PILOTの現状をみてみよう

SDGsへの基本知識と取り組まなければいけない問題について理解が進んだところで、PILOTが会社としてできていることを伝えて、より身近にSDGsを感じてもらうことにしました。

■PILOTでの取り組み

・生理休暇、介護休暇、育児休暇
・フレックスタイム
・ボランティア休暇
・メンター制度
・リフレッシュ休暇
・プレミアムフライデー
・副業許可
・学歴・性別・年齢関係なく人事評価
・同一職種同一給与
・リモートワーク、在宅ワーク
・ペーパーレス化
・アニバーサリー休暇
・多様な働き方(時短、週休3日など)
etc.

普段、何気なく利用している会社の制度や働き方もよくみてみることで、SDGsと密接につながっていることがわかります。

4.個人ができることはなにか?

意外にもSDGsが自分たちの身近に関わっていることを理解してもらった上で、最後に1人ひとりが取り組んでいけることについて紹介しました。

■今日から個人でできること

ソファに寝たままできること
・見ていないテレビや必要のない照明を消す
・環境に優しい製品を検索して買い物の参考にする
・SNSでSDGsの取り組みをシェアする

家にいてもできること
・シャワーや水を出しっぱなしにしない
・エアコンの温度調整
・食べきれない量の食料を買わない、余ったら冷凍保存で簡単に捨てない

簡単にできそうな取り組みを紹介し、SDGsを自分ごととして考えてもらったところで、次のステップとしてみんなでディスカッションを行っていくことにします!

グループに分かれてディスカッション

今回のディスカッションでは、とくにテーマを設定せずにグループに分かれて自由にディスカッションを行ってもらうことにしました。その結果、「SDGsについて思うこと」「日本における課題」、「どういう未来がよいのか?」など、色々な発想や意見が生まれる場となりました。

SDGsへの認識

各グループのなかでもっとも多く意見が出たのは、SDGsへの認識についてです。

「どこか他人事のような感じがしてしまう」、「話の規模が大きすぎて身近に感じない」などのネガティブな意見がある一方で、「話を聞いているうちに大事なことだと思った」、「長く使えるものを使っていく」などSDGsの認識自分にできることへの取り組みなどポジティブな意見も多く出てきました。

PILOT社員が考えたSDGsでできること

嬉しいことに自分にできる取り組みだけでなく、未来像などたくさん発想してくれたグループもいました。
ここでは、特に印象に残った意見についてご紹介していきたいと思います。

「12. つくる責任 つかう責任」から生まれた意見

・無駄な電気を使わない
・エコバッグ使う
・プラスチックスプーン貰わない
・ビニール傘を買わず、傘の貸し出しサービスを利用してみる
・壊れても捨てずに直してみる(おもちゃや電化製品など)
・服を捨てずに売る

「11.住み続けられるまちづくり」から生まれた意見

・道路が整備されている
・エレベーターがある
・落書きがない
・都市と自然が調和された地域

これからの未来について

ほかのグループでは、SDGsに取り組んだ先の未来について熱くディスカッションが展開されており、次のような考えが出てきました。

■性別や生まれ育った国だけでなく「個」をみること
築いてきた文化もあるため伝統的なことも大切ですが、それに捉われすぎてしまうのではなく、新しい価値観を受け入れることがこれからの未来でジェンダーの平等や世界の公正につながっていくのではないか。「少なくとも社内では、そういう視点をもって接していけるといいよね」と、とても前向きな意見を聞くことができました。

まとめ

今回は社内で行ったSDGsの勉強会とディスカッションについてまとめていきました。

参加してくれた社員さんたちに感想をきいてみると、
「ディスカッションでは、様々な意見や考えを聞くことができた」、「自分ごととしてSDGsを捉えることができ、有意義な時間になった」と嬉しいコメントが...!

わたし自身も、社内で勉強会とディスカッションを行ったことで、普段の会話の中でもSDGsに関する話題が増えてきたように感じています。

今後も定期的に社内でのディスカッションや勉強会を実施し、noteでも発信していきたいと思いますので楽しみにしていてくださいね。

PILOT SDGsチーム じゅんじゅん


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