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立つ鳥跡を濁さず は本当に難しい

こんにちは、ピラティスインストラクターのまりこです。
7月末を持ちまして外部での業務委託のレッスンを全て抜けることにしました。

理由は自分のスタジオの運営に全部エネルギーを注ぎたいからです。
いつかは、いつかは、と思っていましたが具体的な時期は決めていなかったのですが、今回のコロナにより自分の中での考え方や価値観、物事の優先順位が大きく変わりました。

勤務先のスタジオのコロナ禍での対応にガッカリし怒りを覚え退職を考え始めました。しかし時間が経つにつれて会社は会社で存続していくためには経済的なことを優先せざるを得ないことも理解できてきて、怒りや憤りは薄くなりました。

退職を決め、契約的に申請の3か月後に退職となります。

いかに美しく卒業するか、立ち去るかを休業明けから自分なりに考え実践していますが、正直、本当に難しいのです。

予想外な難しさ

退職することを決めた時は自粛中であり、お客様に直接会わない状況下でした。だから冷静でいられました。
しかし、いざスタジオに復帰しお客様に退職をお知らせするようになると本当に感情的な振れ幅が大きくなり、冷静でいられないのです。

仕事を減らして少しここで働き続けようかなって思うこともありました。

また寂しがって下さる姿を見ると私も寂しくなり、レッスンに集中できなくなったり。

スタジオ内に個人的な感情を持ち込まないようにしているのに、こんな状態になるなんて自分でも意外でした。

また、辞めると決めた後にモチベーションを一定に保つのがこんなにも難しいとは思いませんでした。
単純に、もう辞めるのに頑張れないって心情になったり、同僚のイントラの駄目な部分にばかり目が行き、こんな人と働きたくない、みたいな気持ちになったり。

モチベーションが上がったり下がったり,時に急降下したり。自分のスタジオへの熱意が高まりすぎて勤務先のスタジオに集中できなくなったり。

しかし、6年近くいた職場であり、まだまだ経験の少なかった私を採用してくれた会社には感謝の気持ちがあります。
メインで働いていたスタジオでは多くのお客様がレッスンを受けてくださり、予約がいっぱいで予約が取れない!と愚痴って下さるような多くのお客様に支えられ助けてもらいながら働いてこれたので、スタジオには恩返しをしなくては!と思い続けて この3ヶ月を過ごしています。

最後まで誠心誠意向き合って一生懸命 仕事をしようと思います。

極端な言い方ですが、今月末までは自分よりお客様を優先しようと思っています。絶対、失敗したくない、ベストを尽くしたいと思い続ける3ヶ月は、、、常に走り続けているような状態で、気持ちも体も結構しんどいです。


でも、6年間がんばったことを無駄にしないためにも、できればお客様にも同僚にも良い印象を残して去りたいという、最後の最後での欲がある訳です 笑

自己満足なのかもしれません。
辛いなら、こんなに頑張らなくても良いのかもしれません。
でも、せっかくなら最後は華やかに去れるように自分で自分の立ち振舞いを演出すべく頑張ることは 今後の自分のためにも必要かな、と思っています。

後々思い返したときに、私はあの環境あの職場で働けて本当に幸せだったな、と思いたいです。

あと残り10日くらいになりました。
体調整えて走りきりたいと思います!

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