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人生で最も厄介な「変なプライド」という病について

こんにちわ。ぴくむんと言います。

この記事は、私の人生で最も価値のある気づきだった「変なプライド病」について書いたものです。

皆さんに知って欲しかったので、魂かけて書きました。
何度も読み直しました。精神誠意、私が持てる全ての力を込めて書きました。

私からのお願いです。

6500文字オーバーの長文ですが、絶対丁寧に読んでください。
必ず貴方の人生で役に立つことになります。

来てもらったのに丁寧に読まないと貴方の機会と時間を無駄にしてしまうので、
どうか何卒よろしくお願いします。

以下本文。

友人Hくん

私には友人Hくんがいる。彼とは大学からの付き合いで、かれこれ9年間の付き合いである。そして、Hくんはいわゆるポンコツキャラだった。単位は落とすわ、意思は弱いわ、喋るのも得意ではないそんな人だった。

そして、運が悪いことに私の友人グループの中で舐められポジションを獲得してしまった。

Hくんを象徴するようなエピソードを紹介すると、
彼が欠席の飲み会の後に、いきなり7人ぐらいで彼の自宅に押しかけ2次会の会場にしたことがある。
そして、部屋の中で傘をさしたり、彼の愛用のマグカップを使ってアキラ100%のネタをマジで再現したり、お菓子の芋けんぴが宙を舞って部屋中にばら撒かれたり、彼が居ない隙に模様替えをするなどして彼の家が治外法権になったことがある。

もちろん、そんなHくんには彼女がいなかった。

月日は流れ大学を卒業しても、私は定期的に連絡を取り合って時々遊ぶ関係を維持できた。そして、ある日2人で会うような機会があって二人で飯にいくことになった。
飯を食べている最中に、彼はついにマッチングアプリで彼女ができそうな雰囲気になっていることを聞いた。何回も電話して、テレビ電話をして、かなりいい感じで、あとは告白するだけのような感じだった。あのHくんが、ついに恋人ができるようにまで成長したのか。あの誰でも取れる英語の単位を落とすポンコツだった彼が。私としては、自分のことのように嬉しかった。

なぜそんなに嬉しかったのか。
それは、驚くべきことに大学卒業してから彼女ができないにも関わらず、
5年間も恋活を続けていたからである。
なぜそんなに続けられたのかと尋ねると、「風俗に行った経験があったからだ」と教えてくれた。

女性と付き合う前に女性の素晴らしさを風俗で知ることができたのが、後になって彼女を作るという強烈なモチベーションになったという。
本来であれば、冴えないHくんは風俗にいく勇気もなければチャンスもないだろう。しかし、彼にはそのチャンスがあったのだ。
それは、我々の性格の悪い友人グループのおかげである。
いつもの飲み会の時に、その場の流れで結果的に彼が風俗にいくことになったのだ。その経験がデカかったのだろう。
余談ではあるが、旅館に行った時も近くに風俗があったので彼だけ風俗行かせたこともあった。側から見れば意味不明な光景だが、それが友人グループいや私の日常なのである。

くれぐれも言っておくが、私とHくんは今でも2人で飯にいく仲であり、そこにはいじめみたいな脅迫関係は一切ない。普通に仲良くしている。そこは信用して欲しい。

こんな話を聞いていると、一つの疑問があるだろう。なぜ、彼は我々友人グループと居続けたのかということである。普通に考えたら距離を置かれても文句は言えないことをしてきた。
彼によると、私たちグループ以外にもオタクグループがあったが何となくそこには入りたくなかったそうだ。消去法として我々のグループにいたが、そこで彼は「プライドがズタズタにされた。」と教えてくれた。
なんせ、彼の高校時代は勉強ができる扱いを受けて、友人関係も普通であったそうだ。そして、大学卒業したあとも会社では普通の扱いを受けている。にも関わらず、大学ではイジられポジションだった。

そんな扱いを受けて大学生活を終えた彼だが、彼に言わせると得たものが3つある。
・普通に卒業して、普通に就職したこと
・風俗にいった経験がある
・変なプライドがなくなったこと
以上が「Hくんの変なプライド」と引き換えに彼が得たものである。

我々友人グループはHくんへの扱いは褒められたものではないけれど、成績で言えばまともだった。時々授業中にボーリングに行くことはあっても、授業はほとんど真面目に受けていたし、テスト勉強もみんなでやった、結果的に単位を落とすことはほとんどなかった。
そしてHくんも、我々友人グループに引きづられて過去問は回ってきたし、一緒に試験勉強もした。就活の情報もある程度は回ってきた。

我々グループに所属したことによって彼女はできなかったかもしれないが、結果的に風俗に入って女性を堪能することができた。そこから彼は一人で予約して風俗にいけるようになった。いや馬鹿にしているわけではない。世の中には風俗にすら行く勇気も持てない人間はいっぱいいる。
若くて真面目な子ほど、怖くてそーゆうところにいけないのだ。

「変なプライド」について

私が最も言いたかった「変なプライド」について述べる。
この「変なプライド」というのは、人生において気づかないうちに我々を生き辛くしていく。
おそらく現代人の多くは、自分の「変なプライド」を壊される機会もなく生きてきたのではないだろうか。
もちろん私もその一人である。自宅で傘を刺された経験もなければ、芋けんぴが宙に舞ったことはない。
そんなユニークな経験があるHくんと話していると「変なプライド」の正体がわかってきた。

あえて「変なプライド病」という名前にして紹介する。

「変なプライド病」
「変なプライド病」というのは、全人類が生きていく上で自尊心を傷つけられるもしくは意図的に治療しないとどんどん重症化していく病気である。
症状
・質問に対して見栄をはってしまい素直な返答が出せない
・相手の言うことに素直に従えない
・頭では分かっているのに行動できない
・失敗が受け入れられない
・失敗が怖くて挑戦することができない
治療法
・何かに挑戦し失敗を経験して自分の無力さを知る
・他人から見下される、侮られる。
病が進行する行為
・挑戦しない
・失敗しない
・他人を見下すこと

この「変なプライド病」はどんどん歳を取れば取るほど重症化していく。
なぜならば、歳を重ねれば重ねるほど、他人から侮られる機会が減り、治療のチャンスがなくなるからである。
そして、重症化したとしても、見栄を貼るので、助けてと素直に言えない。
手を差し伸べる人がいても、素直に質問に答えられないので、トンチンカンなアドバイスをされたり、差し伸ばしてくれている手を拒否したりする。
最終的には、家族さえ手を差し伸ばせなくなくなり、孤立してしまう。

そして、最大の問題点は挑戦することができなくなるのだ。
生きている限り「挑戦」しないと、人生がよどんでいき腐っていく。
すべてがすべてそうだとは思わないが、基本的にこの世は水を始めとして動かさないと腐っていく。
それは人生も同じで、新しく人間関係を始めたり、新しく趣味を始めたり、新しく何かを始めない限り、何となく人生がつまらなくなっていく。
よって、「挑戦」は人生を輝かせるために必要不可欠だと思っているが、「変なプライド病」はこの「挑戦」を奪っていく。

仮に無理やり挑戦したとしても、失敗に慣れてないのですぐ辞めてしまう。失敗を続けることにより「変なプライド」が傷つき、「変なプライド」が防衛反応を出すからである。

「変なプライド」の例え話

直感的に理解できるように「変なプライド病」を自転車走行で例えてみる。

我々は自転車に乗って、色んな道を進んでいく。そして、歳と重ねるほど、漕ぐスピードが速くなっていくという様なイメージを想像して欲しい。

この想像の中では「変なプライド」というのは、自転車でいうところの補助輪の役割をする。人生の初期の段階では、人の殆どがこの補助輪をつけて人生を歩んでいる。

そして時は流れ、思春期を迎えたあたりから人によっては補助輪なしで挑戦する人があらわれる。もちろん失敗する人が殆どである。しかしそのような人たちはいつの間にか「補助輪なし」で生きていけるようになる。結果としてこのような人たちは、身軽に狭い道だろうが、飛び飛びの場所であろうが、華麗に飛んでいく。失敗してきた経験があるので、何回でも挑戦できる。
気がついたら、誰もたどり着いたこともないような場所に行っている人も現れる。

それに引き換え「補助輪あり」で生きてきた人にとって、そのような面白い場所に「補助輪」が物理的に邪魔をしていけない。そしてもし行きたくても「補助輪」を外せない。なぜなら、歳を重ねて自転車のスピードは速くなり、転んだ経験もないので転んだら大惨事だからである。
残念ながら「補助輪外したいけど速度が上がって転ぶのが怖い」→「転ぶのが怖いから補助輪をつけたまま速度が上がっていく」という負のループにハマっていく。

困ったことに自分の「補助輪」は他人からは見えない。
それをいいことに無意識のレベルで、彼らは「補助輪」を外した振りをして、最もらしい言い訳をし「補助輪」を外さない。
そして、もう誰も助けられないぐらい自転車の速度は速くなり、みな関わることを辞めていく。

「変なプライド病」とはこんな感じの状況である。
ぜひ「補助輪」を「変なプライド」に変換してもう一度読んでいただきたい。

人間という生物として

その点、Hくんの「変なプライド病」を完治している。大学時代に強制的にその「変なプライド」を外されたのである。その経験から、彼は失敗しても何度でもトライできる体になった。

それを証明するかのように、彼はどんなに女の子に相手にされなくてもちゃんと5年間も恋活を続けた。きつい時は風俗の女の子が助けてくれた。

私の目から見て彼に彼女ができるのは時間の問題だし、結婚までたどり着けると思う。つまり、生物学視点から見れば、彼はちゃんと種を残す能力を手に入れたのである(たぶん)。

しかし、世を見渡せばどうだろうか。Hくんと比べて能力は優秀だけども、子孫は残せない人はいくらでもいる。もちろん子孫を残さないことだって立派な選択肢である。しかし、その子孫を残すという物差しにおいて、Hくんの方は優秀だったというのは認めざるを得ないだろう。

皆さんお気づきだと思うが、なぜ彼がそうできたかというと「変なプライド」がなかったからである。もし「変なプライド」を優先して、我々の友人グループから抜ければ風俗にいくこともなく、「変なプライド」が成長していたと思う。
そして、無理やり恋活をしたとしても、女の子に2,3回相手にされなければ「変なプライド」を優先させて辞めていたと思う。そして、最後は末期患者になっていたと私は思う。

Hくんから学べることが大事な人生の教訓があると私は思う。
それは、「変なプライド」を捨てれば、人生は上手くいく。
ということだと思います。

自分の話

ちょっと、自分の話をさせて欲しい。

私は研究者を目指し大学院に行ったが、博士課程含め5年も費やした挙句メンタルダウンをして、全てを台無しにした。はっきり言って、愚の骨頂である。

しかし、その中でいろんなことを学んだ。人生はうまく行かないという教訓も得たし、他人というのはそんなに弱くないということも知った。私の全ての失敗パターンは、他人というのを下に見て保護する対象としか思わず、すべて自分でうまくやろうとして、自分のキャパシティを超えて自滅するということも学べた。

そして、noteを始めて一番気がつけてよかったと思ったのが、こんな経験したにも関わらず自分には未だに「変なプライド」が残っているということである。
具体的にいうと他人に頭を下げて心から愛想を振りまくのができない。
それでは、今後また失敗すると思っているので、noteを使って治療している。

具体的にいうと、
私を応援してください。応援してくれたあかつきには必ず歴代史上最高に役に立つ学問を作ってみせます。こんな弱小記事をちゃんと読んでくれるそんな貴方が大好きです。心から感謝しています。ありがとうございます。

という文章を書いて、心の中で言い訳せずに心の底から思うようにしている。

上記の文を読んで、「媚び売りやがって惨めなもんだな。てか自信満々に言いやがってできるわけねーだろ。」と思う人もいると思う。

しかし、それを思ったところで何かいいことがあるのだろうか。
ただ自分の中の「変なプライド」が大きくなるだけではないのだろうか。

まとめ

人はある年齢を境に必ず劣化し、能力は衰える。
そして、ある日年下だった部下が上司になるかもしれない。
その時に「変なプライド」がある人間と「変なプライド」がない人間どちらと仕事がしたいか。
答えは我々が一番よく知っている。
「変なプライド」がない方である。
「変なプライド」がある人間は、アドバイスしてもそれらしい理由を並べて議論に持ち込まれ、知識の角を突かれて言い返せなくなり、やらない理由を正当化され全く行動してくれない。そんな人間と働くより、能力のないが素直な若者と働く方が絶対マシだろう。

人によっては「疑問もなしに他の人間に従うような」そんな惨めになるぐらいなら死んでやると思うかもしれません。しかし、最悪の事態を迎えたときに、後で振り返ってがそれが良い生き方だったと思えるのでしょうか。

最後にもう一度だけ。

困ったことに自分の「変なプライド」は他人からは見えません。
「変なプライド」にどのくらい依存しているかは、あなたしか知りません。
この病を治せるかは、あなたの一存で決まります。

あなたの人生で一番若いのは今この瞬間です。
もし「補助輪」を外すなら今ならまだ間に合うかもしれません。

「変なプライド」が邪魔してできなかったこと、信頼できる人からアドバイスされたけど面倒くさい、もしくは失敗が怖くて試せなかったことを、今日初めてみませんか?
かならずやその行動の先には貴方の人生がプラスになると思います。

以上。

あとがき

「変なプライド」を外すというのは、簡単ではありません。その「変なプライド」というのは、自分を動けなくする反面自分を守ってくれる役割があります。

この話を聞きたければ、福本先生が書かれた天の最終巻を勧めします。最終巻だけ読んでも十分楽しめます。保証します。

昔YouTubeにアップロードした授業動画が数万再生いったことがあります。
私は「誰にも宣伝することなくここまで行ったぜ」と誇らしげに話していました。
しかし、これを上記の例え話に当てはめると「補助輪ありの状態だけど成功したぜ」と豪語しているようなものだと思います。そう考えると何も凄くないですね。ただ自分で自分の首を絞める結果だけだと思います。

一応触れておきますが、
「変なプライド」は必要ありませんが、「プライド」は必要だと思います。
私にとって優先事項は「歴代史上最高に役に立つ学問」を作ることで、自分の見栄つまり「変なプライド」というのは二の次です。
それが正しい「プライド」だと私は考えています。

最後にまたしてもお願いがあります。
自分の頭の中でやらなきゃいけないことと思ったけど動けない時、
信頼できる人に猛烈にアドバイスされたけど動けない時、
もう一度この記事を熟読してください。

そしたらきっと、動けるかもしれません。
小さなことで構いません。
私のように文章を書いてみるだけでも変わるかもしれません。
怖いかもしれませんが、大丈夫です。私が示します。

恥を忍んでもう一度言わせてください。私を応援してください。
具体的にお願いすると、この記事をTwitterで共有してください。
貴方の影響力を私に貸してください。よろしくお願いします。

ほら皮肉なことに、物心ついてから一世一代の20年以上抱えていた「変なプライド」を捨ててお願いしても、世間は全く反応してくれません。テレビ速報も流れません。

誰も貴方のことなんて気にしていませんよ。
そんなもんです。だから、私に続いて一歩を踏み出しましょ。
きっといいことありますよ!

(追記)
この記事の執筆時には、Hくんにはアプリで知り合ったいい感じの女の子がいるだけで彼女自体はいなかった。しかし、執筆の3日後に彼女が出来たと報告がありました。本当によかった。
おめでとう。Hくん。彼女には風俗がモチベーションになった話はバレないようにしなよ。

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