心で動き、やりながら考える
戦略を立てると霧が晴れた気持ちになる。
どこに進んだらいいのかわからない暗闇の中で光がさし、希望を持てた時のひとときの高揚感。
道筋を決めた後、地道にコツコツと努力を重ねることが好きだ。
戦略好きな私のこれまで
劇的ビフォーアフターが好きだった小学生時代。
これが、こうなったら、こうなるんや!すげーーー!!!
と建築士というクリエイティブな仕事にとにかくワクワクして、
『将来は、リフォームの匠になる!!』
と言っていた。
未来を予想して、思考して、創造することが、昔も今でも大好きだ。
未知の世界が広がっていると思うとワクワクする。
高校2年生の時に観た映画がきっかけで、子ども兵や平和、教育、国際協力に関心をもった。
自分に何ができるのだろうか。
そう考えた先に、小学校の先生が思いついて、今に至る。
国際協力を仕事にするために、
教師になるために、
自分に今何ができるかを考えるために、
ありとあらゆる戦略を練ってきた。
試行錯誤の日々、でも結局は掴めない なぜ?
色んな方法を試したが、手応えのあるものは何一つ掴むことができなかった。
国際協力のキャリアプランも教師としても語学もいまいち身になっているかは正直わからない。
がんばる=見極めて、やり切る
著書に載っていた一文を見た瞬間を今でも覚えている。
そうか、私の頑張り、努力は、真の頑張るではなかった。
ないものばかりを数え、目が眩んでは、戦略を立て直す。
あれがない、これがない、だから、そのために、これをやろう
いつも掴めない雲を追いかけている。
でも、そこには、見極めて、やり切るというシンプルだけど大切なことができていなかった。
心で動き、やりながら考える
掴めない雲を追いかけているのだけど、それが私なりの今できることであった。だから少しも後悔はしていない。
苦しくて、もがいていた時期があるから今がある。
そんな自分はめっちゃカッコ悪いけど、泥臭く、必死こいて、それでも歩いているのが私だ。
国際協力や教育、平和、どうやって自分に落とし込んでいけばわからなかったけでど、ようやくわかってきたような気がする。
今は、教師として、カンボジアで、新しい教育を共に創っていきたい。
子どもたちが笑ってられる世界に繋がっているはずだと確かに思う、ここはそんな場所だ。
最後に
カンボジアに来て3日目。
早速運動会だった。疲れも取れていない中、よくわからないまま現場へ行く。
右も左もわからないし、先生たちも必死。
最後の最後に片付けのやり方が違っていて、悪気はないだろうけど、日本人の先生にきつく言われてしまい、緊張の糸が切れてしまった。
廊下で涙ポロポロ流していたら、一つ上のカンボジアの先生が駆け寄ってくれた。そして、反省会が終わった後、一緒に食べようと現地の先生の輪の中に入れてくれた。
クメール語も今全然わからないけど、笑っているだけで元気が出た。
ここに来たのにも相当な葛藤と孤独と恐怖があった。
だから、若いからって、経験がないからって、自信がないからって、遠慮してはダメだと自分に言う。
挑戦は怖い。不安で泣きたくなる。
何が正しくて、何が悪いなんてわからない。
だから、失敗してもいい、何度でも転んで前を向うと思う。
これからも心で動き、やりながら考える。
※大好きな私の応援歌、貼っときます。
よし、明日からポレポレやっていくぞー!
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