意見と事実の区別
こんにちは、ぴかまるです!
日々の仕事を通じて、上司から指摘されることがあります。
「貴方が言っていることは、想像した中で生まれた意見なのか、貴方が確認した事実なのか。」
自社のサービスを提案した先が、提携してくれるのか、保留なのか、それとも断られたのかは、提案した本人にしか分かりません。
もちろん、後に上司へ状況を報告するのですが、ここで事実が正確に捉えられていないと、全く意味のない報告になってしまいますし、その先に進むこともできません。
先方が提携してくれないのには、必ず理由があります。
ただ、相手も大人ですから、曖昧な表現で断られることも多々あるわけです。
その場で提案した本人が、先方の抱える懸念点を正確にヒヤリングできず、想像の中で、「○○だと思います。」「○○そうでした。」という報告は、無価値だということです。
商売において、常に正しいのはお客様であることを最近強く意識させられます。
自分ではどうしようもない案件を上司に報告し、解決するための方法を見出していくのですが、自分の意見を報告しても解決にはつながりません。
お客様は何を求めているのか。上司に報告することは事実なのか。
事実が正しく把握できない大きな要因は、
相手の言っていることが難しくて理解できない場合に、それを簡単な内容で解釈しようとする人間の本質にあるそうです。
経験値の差であったり、知識量の差も一要因として考えられますが、目の前で起きた難題に対して、理解できるまで深堀していかないことが、自分の意見になるか、事実として理解することができるかの違いになると思います。
仕事だけではなく、人間関係においても同じようなことが言えるのではないでしょうか。
友人からの相談に対して、その人が何に悩んでいるのか正しい情報を聞くことができているか。
それができていないのにアドバイスをしても、すれ違いが生じてしまい、悩みの解決にたどり着かないということです。
そう思うと、日々の生活の中で、自分の解釈で物事を進めようとしている場面が多々あるのではないかと不安に思います。
「事実」と「意見」を区別して話せるように意識していこうと、戒めの意味も込めて今回の記事とさせて頂きます。
今回も、まとまりのない文章をお読み頂きありがとうございました!
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