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【読書】『時をかける少女』は50年以上もの歴史がある。

こんにちは☀️
読書の秋から引き続き、読書の冬を過ごしています。

先日、友人の山田くんから
筒井康隆の著書『時をかける少女』をオススメしてもらい読みました。

私の世代では
2006年の細田守監督による
アニメ映画の『時をかける少女』が一番有名かもしれません。

アニメ映画の存在は知っていましたが、
SF小説として発行された後、
ドラマ『タイムトラベラー』からはじまり、
数々の実写映画、アニメ映画でリメイクされている作品だということを知りました。

原作の概要としては
中学の理科室の実験室で
ラベンダーの香りを嗅いだことがきっかけで、
時間を遡る不思議な能力を持つことになった少女と、
未来から来た青年との出会い。
青春・恋愛・サスペンス要素ありという内容ですが、
実は短編集だったということを初めて知りました。

原作の中の大まかな登場人物は
メインは
中学3年生の少女・芳山和子、同級生の深町一夫や浅倉吾朗。
理科の担任である福島先生。

ほんの少し
同級生の神谷真理子、数学教員の小松先生。
という印象を持ちました。

原作のストーリーが
和子が実験室でラベンダーの香りを嗅いで倒れてから、
タイムリープの能力を持ったところから、
終わりまでの展開があっという間で
読み終わった時に個人的には「え?これで終わり?!」と驚きでした。

もちろん内容としてはすごく引き込まれる作品で、
だからこそすぐ読んでしまったということもありますが、
無駄のない本当にストレートに話が展開していき、
終わりを迎えたという感覚でした。


細田守監督の作品は100分のアニメ映画で
タイムリープの回数にも限りがある設定がありましたが、
実は原作はそういうカウント式の設定があったわけではなかったという💡

そしてもう一つ驚いたことは、
この書籍は1967年発行にされたということ。

今から54年前には
テレポーテーションやタイムリープという考えがあって、
次元や時空を越えるという発想があっということに驚きでした。

映画やアニメの原作があっても、
先に映像をみてしまうと原作を読まないことも度々ありましたが、
元の起源を知ることで新しい発見があるということを学びました。

今後はリメイクされたものや原作があるものは、
どちらも合わせて視野を広げていくようにします。

素晴らしい作品と気づきのきっかけをくれた友人にも感謝です。

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