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悪意を真に受けないしなやかさ

昨年9月にレコーディングした音源のCDの入稿が、本日、ほんとのほんとに完了した。印刷原稿含めて26歳最後の作品は、「今」を焼き付けることにした。

2021年1月20日のやっとこさ

昨日第一次入稿が終わり、その日のうちに、「不備メール」が届いた。仕事が早いなと感心したが、その内容が、データのややこしいリサイズについてだった。しかも不備箇所10か所以上。夜取り掛かったのだが、あまりにもややこしいし、説明がとにかく親切じゃない。『350dpi以下で入稿』とウェブページの文章の中に書いてあり、ジャケット写真なんかはまだ大きなサイズだったのだが、「特にロゴ画像等、十分にご注意を」みたいな書き方で、指示が具体的じゃない。ややこしい部分について質問のメールを送って、今日に持ち越すことにした。そのメールに一緒に書かれていたのは、「2月16日納期は、データ優先チェック(3300円)を選んでもらっても1月20日16時の入稿が最終」との旨。やばいかも、と思いながらとりあえず寝た。
今日は午前中からお客さまが来られて、作業は午後からとなった。

メールの返事がなく、自分でチェックすることになる。dpi とppiの違いについて再度調べるところから始めると、とりあえず、350以下の数値にしようと修正を始める。ロゴも大きすぎるものはリサイズ。

なんとか終わらせて、再度入稿したら、また不備。この会社は「再再入稿からは一回につき1100円のデータ受付料発生」のため、まさかの1100円発生が決まった。そこには「原本データサイズで」と書いてあり、さっきと言ってること違うやん…となる。ロゴは今回いたるところに配置しており、すべてのロゴデータのサイズ測定、そしてリサイズは時間内には不可能だと悟ったので、あまりにも小さすぎるデータはすべて消去してなるべく同一サイズのものを並べることにした。(多少の縮小はそれぞれにかけた。)

次こそはと再再入稿したら、また不備。「このまま印刷できないこともないんですが」という内容だった。しかし、何かあっては責任が取れない、と思って、再再再入稿をした。これで2200円。

なんとんかできたとはいえ、作業費をこんなにかけてしまったら勿体ない気しかしない。進めていくメールがやたらと上から。なんでこんな言い方しかできないの!?って感じでぶりぶり怒っていたのだがそこで店長に言われた。「向こうは多分、どんどん調子乗って言ってくるよ。この素人が、なんもわかってへん、と思われてる」

たしかにメールの向こうの雰囲気がびしばし伝わってきて、節々に悪意が感じられた。ただ、ここは大手最安値。人件費に金はかけられない。返事くれるだけでもましだ。怒ったらだめだと自分に言い聞かせて、なんとか入稿させた。店長には「決して感情的になって仕事をするな」とくぎを刺され、少し落ち込んだ。

ただ、今までの印刷物で原寸でくれ、なんていわれることってほぼなかったので、その商売の在り方に疑問を持っている。だって、デザインしてから作るのに、そこから配置画像を改めて計測して修正しないといけないなんて…!

とにかく、2月16日のリリースは確定しそうです。

今日のこねこ

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ひらめ 137g

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かさご 135g


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さより 128g

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大きくなーれ!

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