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100日後に死ぬGAFAMのぼくが女性の過去にこだわらない理由

16日目。

女性と食事に行ったときの鉄則は過去の話と未来の話はしないことだ。

ぼくは記憶力がくそなので、どの女性が何の話をしていたか忘れちゃう。生い立ちの話とか将来の夢の話とかも。特にそういう話は忘れちゃったり他の女性が言ってたこととごっちゃになると印象が悪くなるので、最初から避けている。

自分で言ったことも大体忘れちゃう。だから、言ったことを忘れちゃっても支障がないくらいのどうでもいい話しかしない。

したがって基本的に目の前のこと、主に目の前の食べ物のことについてしか話さない。結果ちっとも中身のない会話になっちゃうけど、なんとなく楽しい雰囲気が出せればそれでよくね?と思う。

例えばイタリアンに行った場合はこんな感じ。

ワイン頼む?赤は肉で白は魚くらいしか知らないけど。あ、メインは肉っぽいけどやっぱ白にしよっと。飲みたいの飲めばいいよね、ははっ
フォークとナイフいっぱいあるね。どれ使えばいいの?あ、外からなんだ。番号書いてほしいよね、わかりにくいから。ははっ
このカルパッチョうまいね!鯛のうまみがすごい。あ、これ平目?どれ食ってるかわかんないよね、白身魚って。ははっ
パスタはトマトソースだよねー。クリームソースは胃もたれするからなー。あ、カルボナーラが好き?いいよねカルボナーラ!ぼくもカルボナーラにしよっと。
デザートなにがいいかなー。ティラミス?あのなんか苦かったり甘かったりのやつだっけ?ぼく大人の男だから苦いやつ、たしなんじゃお。すいません、ティラミス2個!

こんな感じで誘い笑いをしたり適当なことを言ってるだけで意外となんとかなります…って言おうと思ったけど、文面に起こしてみたらなんかウザい男みたいな感じがしてて自分でもびっくりした。ダメかもしれない。

間がもたなかったらさっき街中で見た犬の話とかyoutubeで観た猫動画の話とかする。

そんなこんなで適当にやってきた結果いまだに独身だ。

続く

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