ゆるゆるオタク話～クトゥルフ神話TRPGってご存知？～

今回もゆるゆるなオタク話を一つ。

これに関しては人を選んじゃうんですが。クトゥルフ神話TRPGってご存知でしょうか？

TRPGとは・・・。クトゥルフとは・・・。ぶっちゃけますとここで説明するよりも検索バーで調べたほうがわかりやすいのです。詳しくはウェブで・・・。ということで私なりの簡単な説明をします。

クトゥルフ神話TRPGに必要なもの

クトゥルフ神話TRPGとは、ゲームマスターであるKP(キーパー)と複数のプレイヤーに分かれて行うゲームです。必要なものはゲームルールブック1冊と紙とペン。あとそれなりの時間とプレイしてくれる、進行してくれる人間。難しいような、そうでもないような。

プレイヤーは現代社会やはたまた大正時代。舞台も日本だったりアメリカだったり。ＫＰ(キーパー)が予め設定している時代で、自分の駒でもあり分身でもあるキャラクターを作ります。キャラクターを作るときもストーリーを進行するときも基本サイコロを使うゲームなので、運命の女神様にお祈りをしておくことが重要です。（本当に）そうして出来た自分のキャラクターを「事件」に巻き込んでいくのです。

クトゥルフ神話TRPGの個人的醍醐味

「何かはわからない。なぜ存在するかもわからない。とてつもなく強大で、不可思議で、意味のわからない者たち。彼ら？の関わる、または起こす事件に、自分たちは巻き込まれていく。」

とてもヤバイ奴ら。クトゥルフ神話という架空の神達が関わる事件に強制的に巻き込まれます。

しかし数ある神格達は、あくまでも「関わっている」事が多いです。一番怖いのは人間。登場するＮＰＣには様々な事情を抱えたものたちが登場します。なんの情報も持っていない巻き込まれたものもいれば、重要人物もいる。

そして、私達は起こされた事件のなかである程度自由な選択をすることが出来ます。クトゥルフ神話TRPGはRPGゲームのコマンド「たたかう・どうぐ・にげる」等のコマンドが存在しないので、任意のタイミングでできる範囲の行動を起こすことができるのです。時にそれが解決のトリガーに。時にそれが破滅の一歩に。

そのため、全く同じシナリオをプレイしても、そのキャラクターを操る人の考えや思いつきで、エンディングが変わっていくのです。愉快なギャグエンドも、凄惨な破滅エンドも。その時その人達次第。

私達は、登場してくる物語の住人たちに隠された秘密を解き明かし、時に仲間を疑い、時に命を賭けて「自分たちだけの物語を作る」それがクトゥルフ神話TRPGの醍醐味だと私は考えています。

クトゥルフ神話TRPGって・・・

こんなふうに仰々しく説明しましたが、要は事件に巻き込まれ、運命の女神(サイコロ)に弄ばれながら、事件から生き残る。自分たちだけのエンディングを目指す。そんなゲームです。

ここまで見ていただき、「あ、ちょっとおもしろそう」とほんのちょっとでも思って頂けた場合。実は言わなきゃいけないことがもう一つ。

普通に死ぬ(ロスト)します。存外簡単に死にます。このゲーム、ジャンル的には「コズミック・ホラー」に分類されるので、結構やばい描写、グロ、死がシナリオによっては横行します。

てなわけで本当に最初に言ったとおり人を選びますが、そこらへん大丈夫な方には是非ともプレイしていただきたい楽しいゲームです。

ちなみにとりかわは周りに知ってる人がいなくて布教するためにＧＭばっかやってる愉快犯です。初心者にはやさしいよ。ＰＬは一回やりましたが不定の狂気にキャラクターが走りまくったためロストしました。運がない。そこも楽しい。

このゲームは様々な方々がプレイ動画を出しているので是非検索して見てください。面白すぎるやつから感動ものまで多数です。基本恐怖ですが。

分かりづらい説明だったと思うので、またいつか、布教のための記事を書いてみたいです。はい。

クトゥルフ神話ＴＲＰＧは良いぞ！！！！（SAN値0）