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清里が熱い その2

地域おこし協力隊の髙木桂さん。

髙木さんが中心に進めている事業が清里を熱くしそう。

空き家を改装し、民間学童、子ども食堂、多世代交流、農家民泊、ワーキングスペースなどの多目的、多用途スペース=Cha-yaの開設を目指して活動されています。

来年度の本格スタートを目指して、目下準備中。
実現すると、地元の人、訪れた人、宿泊する人、幼児、就学児、おとな、高齢者、スタッフ、ユーザー、ボランティア…様々な属性の人が集う。
上越市のどこにもない「ごちゃまぜ」な場所が清里の地に実現しそうな感じです。

この「属性不明」とか「属性多様」が現代の人が集う場所には不可欠な要素だと最近感じるのです。

これらを事業(=ソーシャルビジネス)として行うというところも現代的で必要な部分だと私は思います。
人口減の中でも、「持続可能な仕組み作り」は考えていかないとなりませんね。

そんなこんなでCha-yaの改装前の空き家を見学。

すると地元の方が一言
「髙木さんが来てからこの集落の人口が増えたよ〜」

高齢世帯中心の集落ですが、髙木さんご一家の子連れ世帯が転入したことが後押しした部分があるようで、若い世帯が転入してきたようです。
Uターンしてきた世帯もあるとか。

今後のまちの空洞化とか集落の消滅をただ待つでなく、こういった形でまちの「拠点」が新しくできていくことにエネルギーを感じます。
このCha-yaの事業そのものが人が集まる場をつくることにもなるので、ますますその機能は強化されるだろうことは容易に想像できます。
髙木さんは、活動を通して心の空洞化に歯止めをかけることを考えています。
ここから、まちの空洞化が防がれる、もとい地域として活力が飽和する、となると素敵です。

随分と使っていなかった建物もこれからリノベが進んでいく予定です。
願わくば、将来のユーザーやボランティアになるであろう人々がそれぞれの「わたくしごと」としてCha-yaづくりに参画していけるといいなと願います。
それが「わたしたちの場所」としてプライベートとパブリックの境目のような居心地の良さをつくっていくはずです。

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