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砂が降る

真夜中のベッドで話した事は
誰も知らない二人の出来事
話し疲れて少し眠った
だけどオレはまだ物足りないよ

きらめく星の夜家の中では
どこかのキミと繋がってた

騒がしい朝目を覚ましキミを思うよ
またたく星空の下飛んでいたよね
現実に引き戻されても夢の中
ここにいないキミはとても素敵さ


雲を掴むより私を掴んでと
身体を添えるキミにすがるのさ
何時も我儘をきいてくれたよね
それがオレをただ苛つかせる

温かいものを感じさせてあげると
キミは働きかけてくれた

生身のこころがいつもぶつかって
暖かさ膨らんだ水玉のように
こころも体も感じているから
ベトベトになるほど優しいキミさ

愛したいキミを愛したい
もう何も見えないくらい愛したい
その時のしあわせを感じ続けたい
それが出来たかな
今は笑っているかな


小さな事で少しだけむくれて
頬膨らまし笑っているのさ
道の真ん中でキスした時に
少し慌てて少し照れて

ここにはでこぼこ道もあるけれど
隣を見るとキミがいるから

今からどうなるか何も分からない
けれどずっと唇から伝えたい
いつか二人は固まって
そして砂が降る

真っ暗な部屋に明かりが点って
眩しくて見えないキミはとても可愛いよ



かなり前から書いていたものです。

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