エッセイ|霜を踏みしめて
今朝、寒い中、公園を少し散歩してみた。
歩いていると、ザクザクというか、サクサクという音がした。
アァ、霜が降りたんだなぁ。今日はもうM-1かぁ。一年が経つのは早いなぁ、と思っているときに、ふと「❓️」が脳裏をかすめた。
霜って氷だから、氷点下にならないと、できないはずでは?、と。
もしかしたら、夜中、氷点下になったのかもしれない。しかし、昨日の予報では、最低気温が2度~3度と言っていたはずだ。氷ができるのはおかしい。
というわけで、調べてみた。
氷ができるのは、0℃以下。しかし、霜が降りるのは気温3℃以下の時が多い。
というのは、気温は地表120cm~150cmくらいの高さで観測されている。
地表面の温度は放射冷却によって冷やされると、観測地点の気温より低くなる。
なるほど。言われてみれば。
たしか、小学生か中学生の頃、百葉箱で気温をはかったことがある。
まぁ、分かってしまえば、なんでもないことだが、霜を踏んで「❓️」と思えた自分がうれしかった。まだ知識欲があるじゃないかと。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします