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意見 | note投稿・長編小説へのコメント

 創作大賞2024の応募が始まってから、長編小説の投稿が大幅に増えた印象がある。まだ応募はしていないけれども、私も「漂白ちゃん」というSFっぽい作品を書いている途中である。脱稿したら、まとめて1つの記事にして投稿するつもりでいる。頓挫して半端に終わるかもしれないけど。

 noteは小説や詩などの文学作品だけが投稿されるわけではない。イラストや写真、エッセイなど様々な作品が投稿される。多くの人は、1人のクリエイターだけを追いかけているわけではないから、日々更新される記事の中で、長編小説というのは読まれにくい傾向がある。

 短編小説ならば、出来が良くても悪くても、1つの記事で終わりになるから、長編小説より読まれやすく、「スキ」も押されやすい。
 これが長編小説になると、今日たとえば第10話が投稿されてタイムラインに流れてきて読んでみて「いいな」と思っても、第1話から第9話までのすべてを読んでいない場合「スキ」は押しにくい。

 また、1つの長編小説を書き終わってから投稿するならば良いが、1話書き終わって投稿して、次の話を書いて投稿するまでの間に、否定的なコメントが書かれたりすると、自信がなくなってしまう。

 もちろん、いただいたコメントが好意的ならば、続編を書くモチベーションが上がるわけだが、1つ1つのコメントを気にしていたら、気持ちが不安定になったり自信がなくなったりする。

 だから、他のクリエイターの長編小説を「読む」ときには、私は思うことがあっても感想は書かない。それは好意的に思っていても、否定的に思っても、次の話が見えて来ない間には、書き手の心を乱したくないからだ。

 長編小説を「書く」立場であるときは、コメント欄を閉じるのもいいかもしれない。実際に、普段はコメント欄を開いているクリエイターも、長編小説を投稿するときにはコメント欄を閉じている場合が多い。

 プレミアム会員になる選択をしても良いし、必ずしも会員にならなくても、あまりコメント欄を気にしないほうがいい。私はプレミアム会員ではないし、意見は意見として聞いてもいいかな、と思っているが、否定的なコメントは忘れるようにしている。否定的なコメントは申し訳ないけど、読んだら削除する。

 長編小説にコメントするなら、一応最終話が終わったときでいいんじゃないかな?
 というわけで、私は他人の長編小説の連載中には、いっさいコメントしないつもりだ。また、否定的なコメントは欲しない。
 大して仲が良いわけでもないのに、気まぐれにやってきて、「上から目線」のコメントを書かれてもね、辟易するだけだ。

「つかみはOKです。私は誤植を見つけるのがうまいので、何ヶ所か見つけましたよ」

 なんだそれ?

 長編小説を書いたことがある人、あるいは書いている途中の人ならば、たぶん気持ちを理解してくれるんじゃないかな、と思ったりする。


 

 

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