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お笑いの変遷素描 | もしもこういう○○があったら...

 昨日の記事では、タモリさんの言葉を取り上げた。

 タモリさんは、子どもからお年寄りまで分かるような番組作りは考えたことがないという。自分が楽しければ、見ている人も楽しいと思うだろうと。

 タモリさん、さんまさん、たけしさんは、お笑いビッグ3だが、お笑い第2世代と呼ばれる。
 第1世代というと、萩本欽一さんやドリフターズがその代表格である。


(参考)お笑い世代とは


 どちらがスゴいというわけではないけれども、第1世代のお笑いは「子どもからお年寄りまで分かる」ようなお笑いだったと思う。
 とくにドリフターズのお笑いは、年齢は関係なかった。
 志村けんさんの「アイーン」や加藤茶さんの「ちょっとだけよ」は、誰にでも分かるお笑いだろう。
 いかりや長介とドリフのメンバーの「もしも○○だったら」シリーズも、小学生でも理解できるものだった。


もしもこういう○○があったら


 別に第1世代と第2世代は対立していたわけではないと思うが、第2世代のお笑いは、第1世代のアンチテーゼとして確立されたもののように思う。


 今のお笑いはどうだろう?
 面白い若手もいるにはいると思うが、M1など見ていても、私は1度も笑うことができない。意味は分かっていると思うがぜんぜん面白くない。なんか深さがないというか、特色がないというか。。M1では、ぺこぱ以来、クスリとも笑えていない。

 「『昔はよかった』という人は、時代に適応できていない人のいう言葉だ」みたいなことを、ユング心理学の河合隼雄さんがエッセイの中に書いていた。私はたぶん、いや、「たぶん」というより「間違いなく」時代についていけていないんだろうな、と思う。


アミタばばあの唄


早朝バズーカ



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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします