書評&句読法のまとめ | セシリア・ワトソン著「セミコロン」
(1) セレンディピティ?
図書館で面白そうな本を見つけた。
セシリア・ワトソン(著)[萩澤大輝/倉林秀男(訳)]「セミコロン」(左右社)、2023年。
図書館に行ったときは、必ず(と言っていいほど)、語学コーナーを覗く。
英語に限らず、未知の言語であっても新刊書がないか確認している。英語本はやはり本の数は多いが、同工異曲の本が多いからさらっと斜め読みだけして借りることはほとんどない。
しかし、「セミコロン」(左右社)は、目次からして面白そうだ。
「セミコロン」=「;」
「コロン」=「:」
どっちが「コロン」で、どっちが「セミコロン」なのか忘れてしまうくらい、私は英作文するときには使わない。
学校でもしかしたら習ったのかもしれないが、符号といえば
「.」(ピリオド)、
「,」(コンマ)、
「?」(クエスチョンマーク)、
「!」(エクスクラメーションマーク)、
「" "」(クオテーションマーク)
くらいが精一杯で、それ以外はテキストで見ることはあっても、自分の英作文では使った記憶がない。下手に使って墓穴を掘るくらいなら、避けるに限る。
この本では「セミコロン」の歴史について書かれているが、肝心の使い方がよくわからない。
実際に使いこなせるかどうかは分からないが、一応次のようなルールがあるようだ。
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4,264字
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