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映画「そらのレストラン」愛情のこもった食材を口にすること

「ご飯ですよ〜〜〜〜〜!!!」

って北の大地のひろ〜い牧場の緑の中から愛する奥さんに呼ばれるって

すごく幸せなシーンだよなぁ。一番好きなセリフかもしれない。

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映画「そらのレストラン」は2019年公開で、大泉洋×北海道の第三弾。

今はAmazon Primeで観賞出来ます。

第一弾「しあわせのパン」も大学生の時にみたけど、良かった。

邦画を全然観なかったけど、あれから少し観るようになった。

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それで「そらのレストラン」のどこが良かったかというと、

食べ物が美味しそうなところ。

出てくる物全部美味しそうだったんじゃないかな。

美味しそうに見えるのは盛り付けとかもそうだけど、その背景が見えるから。

例えばチーズ。

チーズ工房の屋根裏みたいなスペースで、熟成されたチーズが静かに並んで待っている。

そのチーズは厳しくて静かで鋭くて愛情深い眼差しの大谷さんという職人が作っていて、

さらにチーズの原料である牛乳は、なんでも受け入れてしまうくるくる頭のわたるくんが覚悟を決めて引き継いだ牧場で育てられた牛たちから届けられている。

こうやって人と動物と自然とがリレーしながら出来たチーズ(チーズができるには微生物もよく働いてくれてるよね)、

美味しそうなんだよなあ。

東京でバリバリにコンサルをしていた陽太郎が口にしていた

冷たくて味のしないご飯には、圧倒的に愛情が足りていなかったんだね。

愛情のこもったごはんを口にすることで、生き返る人、いると思うな。

そんな経験をお届けできたらいいな。


食べることが好きな人も、食べることを疎かにしている人も、

ぜひ観て欲しい映画でした。


もう一つ好きなシーン、気が立っている時にもぎ取ったナスをポイって投げてしまってから、「ごめんなさい」って謝るところ。





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