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のどかな里山にある ステンドグラスが印象的な古民家カフェに行ってきた

栃木県、某地方紙の情報誌「Aspo」のレポーターをやっている私が、取材したお店をnoteで紹介。
栃木県には素敵なお店がいっぱい。紙面には載せきれなかった話など、いろいろと魅力的なお店を紹介します。

季節は、冬から春に変わり、桜もチラホラつぼみを膨らませています。
卒業式や謝恩会などが延期や簡素化している中、そろそろ外に出たくなる季節がやってきました。

今週のアスポ「これ食べて」でご紹介したのは、栃木県鹿沼市の西側、ヒーリングスポットで有名な、古峯神社へと続く古峰原(こぶがはら)街道から見える素敵な古民家カフェ「里山カフェCHIKI」です。

里山カフェCHIKI外観

こちらは、30年間日光で料理がおいしくて有名な「ペンションポンドテール」を営んでいた沼尾冨二夫さん、喜代美さんご夫妻と娘さんの荒川千栄美さんが、この場所の景色とこの古民家を気に入り、改装しオープンさせたカフェです。ちなみに、このペンションポンドテールは従業員の方に引き継いで、今もおいしい料理を提供するペンションとして「じゃらん」の上位だそうですよ。

ご主人の冨二夫さんが、サラリーマン時代ステンドグラスに関わる仕事をしていた関係でお店にはステンドグラスがたくさんはめてあり、100年以上経っている古民家とアンマッチな魅力をかもし出しています。

こちらのご主人冨二夫さんは、話がとても上手で、冨二夫さんの話だけで小1時間(^^)。熱く語っていただきました。

最初にこの古民家を手に入れた時は、ボロボロだったそう。100年以上の古民家なので、仕方のないこと。それでもこの大きさと、造りが気に入り、リノベーションしたそうです。

お店の中は、沼尾さんの想いがたっぷりと伝わる温かいぬくもりが感じられる空間です。

里山カフェCHIKI・階段とステンドグラス

店名の由来は、娘さんの千栄美さんの「ち」と奥様の喜代美さんの「き」をとって「CHIKI」と名付けたそう。そういえば、ペンションポンドテールも「沼(Pond)尾(Tail)」ですね(笑)。
その名の通り、お店はこのお二人で料理を作り、切り盛りしています。

ご主人は何をしているのかというと、庭先のお花を手入れしたり、店舗全体を管理しているようです。

お目当てのランチは、限定3食の「本日の自家製キッシュランチ」や「本日のパスタ」「焼カレーランチ」「ドリアランチ」「豆腐ハンバーグランチ」とどれも前菜3種、スープ、サラダ、デザート、ドリンクが付いて1320円(税込)。

里山カフェチキ②

こちらは、1日限定3食の「本日の自家製キッシュランチ」。

前菜3種に本日のスープ、リゾットのコロッケ、季節ごとに野菜が替わる本日の自家製キッシュ、グリーンサラダ、自家製パンにデザートとドリンクが付いたぜいたくなランチです。

季節の野菜の味を大切にした味でとてもおいしい♡
細部にまで、心がこもっていてお薦めです。

喜代美さんと千栄美さん母娘が作る料理は、どれも手作りの優しい心温まる味。午後4時まで営業しているので、ゆったりとした時間を過ごせます。

ステンドグラスの他にも、古い足踏みミシンに板を貼って作ったテーブルや、置いてある物たちもノスタルジックで心落ち着く空間です。

ノスタルジックなマガジンラック

店舗の奥には薪ストーブ、小上がりには囲炉裏もあり、心なごみます。

里山カフェCHIKI囲炉裏

料理と店内

木漏れ日が気持ちいい、里山カフェでのんびりと時間を忘れてみませんか。

【里山カフェ CHIKI】
住  所:鹿沼市下沢554
電  話:0289・78・4873
営業時間:午前11時半~午後4時(OS午後3時)
定 休 日 :日・月・火曜
駐車場 10台

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