子どもに創造性はない
創造性とは本質からのズレである。
本質を知らなければそこからズレることはできない。
たとえ創造的にみえるものでも
本質を知らないものは
タダのデタラメか
すでにどこかの本質組み込まれている。
だから子どもに創造性はない。
なぜなら子どもは本質を知らない。
強烈な色彩は絵の具の取り間違いである。
夢のある絵はどこかの絵本やアニメから来たのである。
詩人のような言葉は初々しい脳のエラーである。
つまりデタラメか媒体かエラーなのである。
だからむしろ創造性は
あなたがもし子どもに創造性を感じるなら
あなたの方にある。
本質を知っている人が
子どもの振る舞いから
そのデタラメと
どこからか運んできた何かの本質と
エラーから
あなたの中の創造性を引き出したのだ。
だから子どもたちは
大人になってから創造性を発揮するために
今のうちにたくさんデタラメを貫き
たくさんどこかのだれかの本質をストックし
エラーを発生し続ければいい。
ところで
創造性の本質とはなにか。
創造性は本質からのズレなのであるから
創造性は創造性からもズレていくのである。
では、本質とは何か?
本質は玉ねぎの皮。
それは哲学過ぎる。
本質はたとえば季節。
たとえば冬。
冬は寒くて
動物や植物は寝るものもいるし
ここではたまに雪がふるし
あちらではたくさん降りつもる。
そこから僕らは小さな変化を感じる。
植物の芽が生える。
鳥たちの鳴き声がしてくる。
雪解け。
この感じこそが創造性の源泉だ。
4歳の息子はまだ雪を知らない。
昨日と今日の夕べに思った事。
※写真は早咲きの桜、河津桜2021。春ですよ。
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