断る勇気

なんでOKしてしまったんだろう、と後悔している予定がある。

できることなら1週間前に戻って、「その日はちょっと予定が」とよくある定型文に塗り替えたいところだ。でも私は、大丈夫と答えてしまった。全然大丈夫じゃないのに。
そういう時に限って、お店をすぐに決めてしまう人だったりして、なんだったら予約までしてしまうような手際の良い人だったりして、ああもう八方塞がりだ。とっても良いことが起きて、相手の予定が埋まってしまってリスケになるなんてことはないかな、と思う。でもそんなことそうそうない。

断る勇気、そう何度も言い聞かせてきたのになかなか実行できないでいる。その場は気まずくなったって、ゆくゆくは断ってよかったと自分を大切にできることも多々あるというのに。嫌われたくない？体裁を繕いたい？相手を傷つけたくない？結局こんなどんよりとした気持ちになっている時点で、相手をはちゃめちゃに痛めつけているというのに。
こういう行為こそ偽善なんだろうな、と思う。完全な偽善行為となる前に、猶予がある今のうちにやっぱりお断りをしておこう・・・