【1月新刊】PHP文芸文庫8作品、一挙紹介!
みなさま、明けましておめでとうございます! こちらのページでは、1月7日ごろ発売のPHP文芸文庫8作品をご紹介していきます。気になる本が見つかると、うれしいです♩
①グルメ警部の美食捜査2(斎藤千輪著)
話題のグルメ連作ミステリー、第2弾。
美食家で頭脳明晰なイケメン御曹司であり、警視庁所属の警部・久留米斗真(通称・グルメ警部)と、そのお抱え運転手で大食い女子のカエデ。
二人が捜査する事件は、高級寿司店が常連と開く謎の会合、ケーキに埋め込まれた婚約指輪の消失など、食べ物が関係するものばかりで……捜査よりも美食が優先!?
今回も、グルメ警部の舌と推理が冴えわたります!
グルメ小説が好きな方、謎解きが好きな方におすすめです♩
②怪談物件マヨイガ(蒼月海里著)
その家には、何かが「出る」――。
累計5万部突破の大人気・蒼月海里の「怪談」シリーズ第3弾!
「不動産会社マヨイガ」の新入社員である榊は、社員寮に入居して以来、自宅でも職場でも奇妙な出来事に見舞われていた。そんな榊の前に「呪術屋」を名乗る男が現れ、「君は、呪われている」と告げてきて……。
下半身のない遺体が見つかった貸し店舗や、モノが次々となくなる高層マンションなど、「家」に巣食う怪異の謎を解く「呪術屋」の活躍を描いた、ホラー小説。
初版限定で、秋赤音さん装画のオリジナルしおりもゲットできちゃいます。重版分からは通常しおりに戻ってしまいますので、ご注意を!
前シリーズ『怪談喫茶ニライカナイ』から読むと、さらに楽しめます♩
③京都府警あやかし課の事件簿6(天花寺さやか著)
第7回京都本大賞受賞&累計18万部突破の人気シリーズ、待望の第6弾!
コミカライズでも話題の「あやかし課」、最新刊です♩
こちらも初版に限り、オリジナルしおりが付いてきます!
読者からの人気が高い栗山圭佑のキャラデザ初公開…ぜひぜひ、初版で要チェックです👀
④ラストで君は「まさか!」と言う 傑作選 魔性のガーネット(PHP研究所編)
3分で驚愕。
ホラー、ミステリー、SF、ラブコメ……一気読み必至の新感覚ショートストーリー傑作選、第2弾!
♦「盗まれたガーネットを取り返して」と祖母に頼まれた男は犯人の家に乗り込むが……(「盗まれた宝石」)
♦学生が借りた部屋には幽霊が「出る」という噂があって……(「出ないんです」)
♦荒んでいく人間界に心を痛めた天使は、人びとを救おうと奔走し……(「優しい天使」)。
すべての話がどんでん返し! 読み終わるまでの3分間で、あなたもきっと騙される!
どんでん返しされたい方、さくっと読書を楽しみたい方におすすめです♩
⑤満鉄探偵 欧亜急行の殺人(山本巧次著)
列車内に死体!? 陰謀渦巻く事件に凸凹コンビが挑む!
総裁・松岡洋右から特命を受けた、満鉄の秘密調査員と軽薄で謎めいたイケメンの相棒――。列車が目的地に到着するまでに二人は真実を探り出せるのか。
昭和11(1936)年、満州。詫間耕一は、南満州鉄道株式会社の内部調査の秘密調査員として、書類紛失事件を調べることになる。
当初は簡単に解決できる事件に思えたが、事件にかかわりがあると目された人物が殺されてしまう。
コンビを組むことになった辻村とともに、事件の謎を追うために乗った哈爾浜行きの急行列車のなかで、さらなる殺人事件が起き……。
ノンストップでミステリーを楽しみたい方におすすめです!
⑥相剋 警察小説傑作選(大沢在昌/藤原審爾/小路幸也/大倉崇裕/今野 敏 著/西上心太 編)
警察小説のジャンルを牽引するベテランから、新進気鋭の作家までが一堂に会した、傑作ぞろいのアンソロジー・シリーズ第2弾。
♦新宿署で煙たがられる鮫島。のちに彼の理解者となる上司・桃井との出会いを描く「区立花園公園」(大沢在昌)
♦銘酒を守るため、完全犯罪を企図した男の小さなミスを福家警部補が突く倒叙ミステリ「月の雫」(大倉崇裕)
♦他班の同じ刑事・安積に敵愾心を燃やす相楽。二人が抱えるそれぞれの事件が交錯する「オブリガート」(今野 敏)
組織を率いる上司と現場の捜査官、ライバルの刑事同士など、各々の矜持が衝突する警察小説の秀作5篇を収録。
⑦スタンドアップ!(五十嵐貴久著)
夫のDVから逃れ、シングルマザーとして小学生の娘を抱えながら働く33歳の愛。
何に対しても自信がなく、気弱な彼女が出合ったのは、寂れたボクシングジムだった。最初は同僚に誘われ、渋々通いはじめた愛だったが、徐々にボクシングの魅力に目覚めていき……。
子育て・仕事との両立、プロ試験の年齢制限、別れた夫の妨害や世間からの偏見――さまざまな困難に立ち向かい、闘う女性を描いた勇気と再生の物語。
元気が出る物語を読みたい方は、こちらがおすすめ!
⑧いい湯じゃのう1(風野真知雄著)
上さまの肩凝りで江戸が危機に!?
人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ、開幕!
八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。
さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、お湯のなかでは最強のお庭番・湯けむり権蔵と、すご腕だけど玉の輿狙いのくノ一が調査へと向かうことに。
一方、江戸では独自の「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れ、町奉行の大岡越前がその素性について探索を始めるが……。
新聞連載で話題の新シリーズ第1弾。今年の3月と5月に、続編の発売も予定しています。
時代小説が好きな方はもちろん、銭湯やサウナが好きな方、温泉好きの方にもおすすめです!
気になる作品は見つかりましたか?
本年もみなさまに楽しんでいただける作品を発刊できるよう、がんばってまいります!どうぞよろしくお願いします!