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【4月新刊】PHP文芸文庫&単行本4作品、一挙紹介!

みなさん、こんにちは!

こちらの投稿では、2024年4月発売の文芸作品を一挙ご紹介します。

気になる本が見つかると嬉しいです。


4月12日発売!文芸文庫3作品

鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一)|田牧大和著


宮部みゆきさん推薦!「可愛くて不思議でちょっぴり生意気な猫の魅力がてんこ盛りなのは、このシリーズだけです」

魚屋の貫八が、画描きの拾楽に助けを求めてやってくる。

なんでも、昔世話になった恩人のお延が、「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌まっているというのだ。

人のいい貫八が巻き込まれる、と察した拾楽は、江戸最強の猫サバを連れてお延が住む仕舞屋へと向かう。

そのとき、突然、不吉な気配を濃厚に纏う「あの男」が現われた。何を企んでいるのか――不審に思う拾楽だが、そこにもう一人、暑苦しい「役者」も登場し……。

根津権現にほど近い「鯖猫長屋」が舞台。

シリーズ累計48万部になる大好評「大江戸謎解き人情ばなし」第十一弾。

文庫書き下ろし。

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京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先〈二〉|望月麻衣著


「京都寺町三条のホームズ」の著者が紡ぐ、大人気和風ファンタジー待望の第二巻!

時は大正、特殊な力を持つ「神子」が台頭する時代。

「麒麟」の能力を発現させた梅咲菖蒲は、その力によって新時代の斎王を選んだ。

元許嫁で初恋の人でもある立夏と心を通わせ、和やかな時間を過ごすも、京都の町では“百鬼夜行”による事件が発生。

菖蒲や斎王たちは、事態の収拾に向けて動き出す。

一方、立夏は菖蒲との仲を周囲に認めてもらおうと焦っていて――? 

菖蒲と立夏の恋の行方、忍び寄る敵との戦いや、菖蒲を守る四神たちの活躍など、一巻から更にスケールアップ! 

甘酸っぱくて切ない、和風ファンタジー第二弾。

一巻の情報はこちら!

4/21(日)@京都 スペシャル座談会&サイン会開催

京都ゆかりの女流作家3名によるスペシャル座談会が、2024年4月21日(日)ゼスト御池地下街寺町広場にて開催されます!

プリンス|真山仁著


「民主主義は人を幸せにできるか」を問う国際謀略小説

軍事政権下の東南アジアの国から日本に留学したピーター・オハラは、大学で政治活動に情熱を注ぐ犬養渉と意気投合した。

父・ジミーが祖国の民主化に向け、大統領選に出馬することを知ったピーターは、父の選挙を応援するため、渉とともに帰国する。

しかし、人々の期待を一身に背負ったジミーが、凶弾に斃れてしまう。

ジミーの遺志を継いだピーターと渉は、大国の思惑による国際政治の残酷な現実に対峙していく――。

4月25日発売

香子(五)|帚木蓬生著


源氏物語と紫式部を描き切った大河小説、堂々完結!
千年読み継がれる名作には、いかなる想いが込められていたのか――

一条天皇が崩御し、皇太后となった彰子のもとで取次役などを務める香子(紫式部)。

「源氏の物語」に込めた本意をいち早く理解してくれていた同僚の女房が亡くなり、悲しみに暮れながらも、ついに最後の帖を完成させた。

娘・賢子も彰子に仕えることになり安堵しつつ、「源氏絵」とともにこれまでの物語を振り返る。

『源氏物語』とともに香子の人生を描くという、王朝文学の頂点に挑んだ歴史長編、最終巻。


以上、4月発売の新刊4作品のご紹介でした!
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