![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111848892/rectangle_large_type_2_c904e684f940b8503a480fc339bb35e8.jpeg?width=800)
人口340人の島。「粟島」への旅。
ゲストハウスで働いてると、たくさんの旅人さんと出会います。
旅のお話をしていると、自分も飛び出したい欲が
どんどん高まるわけですが、なかなかゆっくり時間を使って
旅をするということが出来ず。
今回は1週間のお休みをいただき
久しぶりの旅へ出たときの旅日記です〜
どこに行こうか。何をしようか。
旅をする。ってなった時に
まず考えたことは「行き先」と「目的」。
最初はベトナムに行きたいなぁ。と思ってたけど
パスポートの更新手続きが面倒くさくて諦めました。笑
自然いっぱいのところで癒されたくて「島旅」をすることに。
まずは、Googleで「日本、島」と検索。
島一覧の中から初めて目にした島の名前。
それが「粟島」でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453632817-GoKbtlDOKX.jpg?width=800)
人口340人
周囲約23kmの小さな島へ。
粟島は新潟県にある島です。
新潟の島といえば、佐渡島が有名ですよね。
初めて、粟島という存在を知って調べてみたら
「ここしかない!」という直感で行き先が決定しました。
新潟駅から粟島行きフェリー乗り場の最寄り駅
岩船へ1時間ほどの電車旅。
駅からフェリー乗り場まで、田園風景や綺麗なお花を
眺めながら、のんびり歩くこと30分。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453662920-uSaKj3omXf.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690453676981-ShloVSVTqJ.jpg?width=800)
岩船港からフェリーに乗り1時間半の船旅の始まりです。
太陽の光できらきらの海を眺めたり
たまにデッキに出て風にあたったり。
この時点で、すごく気持ちよくて、癒される。
あっという間の1時間半でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453691899-iR6co99PfQ.jpg?width=800)
粟島の雄大な自然。
周囲23kmの粟島。
電動自転車で3時間もあれば、1周できちゃうんです。
内浦地区から釜谷地区へ行ったのですが
坂道を駆け上がります〜〜!!
結構、急な坂道で電動ではありつつも、だいぶしんどい。笑
ただ、海のすぐ側を走るので
横を見れば透明度の高い綺麗な海と
振り返れば島の縁が見えて
疲れを忘れちゃぐらいの景色がいっぱい。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453761512-JEhT754b0Z.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690453779560-dqozw9p3FV.jpg?width=800)
下りは自転車を降りて押さないと
海に突っ込んじゃいそうな感じなので慎重に。笑
島を一周して常に感じていたことが
自然の雄大さ。
これまで、島が好きでいくつか巡ったりしてたのですが
粟島で見る景色は初めてのものばかり。
山の綺麗な緑と海の碧、険しい崖やそこに咲いている岩ユリ。
見たことない鳥や、鳥の鳴く声。
ゆる〜く吹く風や、坂を下る時の風、
ずーっと全身で自然を感じてました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453800796-rbTJyrDomt.jpg?width=800)
いい意味で空っぽになります。
色んな考えが飛んでいき、ひたすらに自然を感じるだけ。
海をぼーっと眺めてるだけで癒される。
波の音を聴いて、波の揺れをみたり、遠くを見たり。
こういう時間って本当に最高。
粟島で、出逢った人たち。
旅の醍醐味。とも思っている人との出逢い。
粟島でも素敵な出逢いがありました。
かもめのおじちゃん
釜谷地区に着いて写真を撮っていたら
かもめに餌をあげていたおじちゃんが
話しかけてきてくれて立ち話。
お昼ご飯をまだ食べてなくて
すぐ近くにあるラーメン屋さんを指さして
「あそこで食べていけ〜」と。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453904264-MV8Eb9Xona.jpg?width=800)
かわいいおばあちゃん
教えてもらったお店は、「かもめ食堂」。
タコやサザエ、わかめが入っている粟島ラーメンを
いただきました〜美味しかった〜!
ラーメンを食べながら、おばあちゃんと
まったりお喋り。
お店のある場所が決まったのはくじ引きだった。っていう
びっくりするお話から
「かもめ食堂」という名前は、おばあちゃんの旦那さんが
つけてくれた。っていう、ほっこりエピソードまで。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453918481-AbzrcLH3HJ.jpg?width=800)
名前の通り、海が目の前にあるから
かもめも見えて気持ちのいい風がお店に入ってきて
ついつい時間を忘れちゃう空間。
そうやって、のんびり話してたらさっきのおじちゃんが
おやつを持ってきてくれて急に始まった「おやつタイム」。
人のあたたかさがいっぱいの時間。
![](https://assets.st-note.com/img/1690453957476-032oMugXuS.jpg?width=800)
閑散期だったので
観光客の人とは全く出会わなかったけど
島の人とお喋りできて、島時間を満喫。
本当にありがとうございました。
ちなみに、ここでお喋りしすぎて
自転車の返却時間をオーバーしてしまいました(笑)
旅の番外編
ゲストハウスくく
粟島へ行く前の日には新潟市内の
「ゲストハウスくく」さんに宿泊。
有名な「ゲストハス人参」さんを引き継ぎ出来た
築90年以上の古民間ゲストハウス。
![](https://assets.st-note.com/img/1690454000956-3f86QrrbGY.jpg?width=800)
看板犬のくくが可愛すぎた。
そして、宿の居心地が良すぎた。
実家に帰ってきた感じで、リラックスしまくり。
Barには地域の人も来ていて、色んな人と出会える空間。
![](https://assets.st-note.com/img/1690454016121-2wurT19vNH.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690454016179-HNZxcx3uh5.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690454079410-6DCtacR6mN.jpg?width=800)
写真撮るなら、背中を撮って。と撮らせてくれました。
お洒落な喫茶店のおばあちゃん
電車を待つ間で立ち寄った喫茶店。
素敵な洋服とお化粧をしている
可愛らしいおばあちゃんが店主。
もともと服飾の学校に通っていたらしく、お洒落好き。
ここでも、のんびり沢山お喋り。
最後に記念写真撮らせてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690454030122-xOizbdRVE8.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690454030115-eU5GfjkumY.jpg?width=800)
やっぱり旅って楽しい。
久しぶりの旅に出て思った事は
「やっぱり旅って楽しい。」
![](https://assets.st-note.com/img/1690454060276-dBbj8xoPHA.jpg?width=800)
日々生きていく、暮らしていくなかで
知らず知らずのうちに、色んなことを
溜め込んでたり、固まってたり。
それは感情やったり、考えやったり。
ゲストハウスで働いているってことは
わりと特別な環境で、出会う人からの刺激が多いなぁ。とは思う。
それでも、それが日常化しちゃうと、
そういう特別な環境ってことも忘れちゃう。
旅に出ることで、少し日常から離れて
日常では出会わない人に出会って
頭空っぽにして、自然を感じて
新鮮な気持ちで、また戻って来れる。
やっぱり旅って楽しいし、最高。
次はどこに行こうかなぁ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690454060207-hIbuCHDe4E.jpg?width=800)
写真は全てフィルムカメラで撮影してます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?