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「一般化」という考え方について

おはようございます。

朝noteを書くとなんかいい感じになりそうなので、習慣にしたい。。

自分は色々と欠点が多くて、例えば物を置いた位置は覚えられないし、チケットを正しく買うことも出来ないし、洗濯物を畳むこともできません。

そんな自分が唯一、平均以上に出来ると感じるのが、物事を体系化することです。
体系化とは、物事の仕組みを捉えてひとつにまとめ、分かりやすくすることです。

最近Youtubeを始めたのですが、これも自分の中では体系化のひとつで、一見すると「センス」等と呼ばれてしまう「いい写真や映像を撮る」ということを、仕組みに落とし込んで説明しています。

その体系化なんですが、前段階として物事を「一般化」して考えるというスキルが必要になります。
一般化とは、体系化の中の「物事の仕組みを捉える」部分です。
例えば、自分が学生時代テニスでインターハイに出場したとします。
一般化が出来る人は、この経験を写真に活かすことができます。
テニスが上達した「仕組み」を捉えることで、写真の上達の速度を早められるんです。

テニスが上達した秘訣は、もしかしたら「最初の一年は素振りをひたすらやる」ということかもしれません。「スランプになったら他のスポーツをする」かもしれません。「まず、上手い人のプレーを見る」かもしれません。
一般化が出来る人は、これを下記のように捉えます。

最初の一年は素振りをひたすらやる→最初の一年は一つの技術をひたすら高める→写真であれば、最初の一年はひたすら光を見る

スランプになったら他のスポーツをする→スランプになったら一部共通点のある(この場合は体を動かす)他のことをする→写真であれば、スランプになったら動画を撮ってみる

まず、上手い人のプレーを見る→その業界のトップの人を見る→写真であれば、憧れの写真家の写真をたくさん見る

これはほんの一例です。一般化が出来る人は、全ての事に対して恐らく無意識にこれをやっています。

ここで重要なのは、物事の構造を正しく捉える事です。
間違った例をひとつ挙げます。

最初の一年は素振りをひたすらやる→最初の一年は基礎をひたすらやる→写真であれば、最初の一年は何でもいいからひたすら撮る

これは構造を間違って捉えています。
素振りをひたすらやる、の一般化は「ひとつの技術を高める」です。
つまり、「多くの事に目を向けずに一つに絞ってやる」なので、「何でもいいからひたすら撮る」には対応しません。
一般化、ひいては体系化が苦手な人はここの構造を間違って捉える傾向があります。
そして、この「体系化が苦手な人はここの構造を間違って捉える傾向があります。」という話自体が一般化のスキルを使っています。こんな感じで、一般化が得意な人は1日に数十回、もしかすると数百回、下手すると1000回くらいこの作業をしています。

もしあなたが、毎日このような話をスラスラnoteに書けるのであれば、一般化の能力が高いと言えます。
もし書けないと感じるなら、是非、全てのことを一般化することを意識してみて下さい。色んな事が楽になると思います。

だって、普通の事が何も出来ない僕が、その能力だけでなんとか生きているんですから。

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