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経営者・リーダーにとって必要なものって?能力と資質の違いについても書いています。

こんにちは!

広告ディレクター/デザイナー、そしてブランディングコーディネーターのSaygoです。写真家もしています。

独立・起業してもうすぐ6年目に入ろうとしていますが、改めて、思うことがあります。

経営者やリーダーに本当に必要なことは何?

このことはもう何年も前から話題にのぼることが多々あると思います。今回はこの「経営者/リーダーとは?」に対し僕が思うことを思うままに書いていきます。


資  質

経営者やリーダーに必要なことは、僕は凄く単純なことだと思っています。

その組織で一緒にいてくれている人達の人生と向き合えるかどうか

に尽きると感じています。これは能力というよりも資質です。別の言い方をすれば器、『人としての器』です。

中国の古典で、『項羽と劉邦』といった話があります。

項羽は戦の天才でやれば勝てる、というような人。劉邦は何をやってもダメな感じのダメ男なのですが、最後の最後で項羽に勝利して天下を治めた人。どうして勝利したかというと、優秀な人材を用いて項羽に対抗したから、と言われています。実際に、劉邦は自分よりも能力の優れた人を登用して項羽に対抗したから天下を取れた、と古典の史書にも載っている事柄です。

能力が存分にある人でも、過信して他人(ひと)と公平に付き合えない人の周りには人は集まってきません。優秀な人は尚更、集まってきません。能力がある人の所に人が集まるのではなく、自分のことを知ってくれて、同じ様な目線や姿勢を示してくれる人の所に、人も物も集まるのです。


能  力

僕は能力なんて勉強して努力すれば後からナンボでも付いてくると感じています。実際、自分で言うのもなんですが昔は持っていなくて欲しかったスキルや知識を身につけることが出来ています。

努力、というよりも勉強かなと思っています、能力を身につける方法は。

ここで言う勉強というのは机に向かってする「読み書き」の様な勉強もあれば、知らない人に会ったり、知らない場所に行ったりして見聞きする経験・体験も含んでいます。

経験・体験に勝る勉強法はないと思っています。


家  族

当然、生活の為って大前提で働いている人、活動している人がいるのも当たり前です。でも、

直接属してくれている人達は、経営者やリーダーを見たり感じることがあって働きたいと思ってくれています。経営者、とずっと書いてきていますが別に経営者じゃなくても、部長や課長といったリーダー的な立場の人も当てはまります。

経営者やリーダーは自分の元にいる人達と真剣に向き合うことが必要です。親身にならなくても良いと思っています、真剣さがあれば。真剣さが伝われば人は自ずとついて来るようになります。そして真剣になればなるほど、大切に思えて守りたくなるようになると思っています。

自分の家族同様に、時にはそれ以上の想いになることもあるだろうし、そのように接することが経営者やリーダーとして必要な資質だと思っています。


さいごに

今、本気でこれまで書いたように考え行動している人って少ないと思います。実際にそのような人に会ったことはありますが、片手の指で数えるほどです。

無償の愛、とは言いませんがそれに近い感覚を芯に持ってる人が経営者やリーダーに本当に向いていると感じています。

会社や企業ってだれのモノでもないと思っています。

そこで働いている人、取引きのある人、そこからさらに関わっている人、全ての人達が関わって成り立っています。様々な人の輪を巡り巡って会社や企業、組織は成り立っています。このことをちゃんと理解している人が、僕が思う真の経営者/リーダーとなります。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

#リーダー #経営者 #チーム #ブランディング

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