コメント欄で相聞歌【散文】
こんにちは、里です。
いつも私の歌を読んでくださりありがとうございます。
今日は私のフォロワーさんであるエビちゃんとのやり取りを紹介させてください。許可は得ております。
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ある日のコメント欄にひとつの歌が置かれていました。読むとどうやら私の歌に対する返歌のようです。歌に歌で問いかけ、歌で応える。まるで相聞歌のようです。これは楽しい!すぐに返しました。
初心者同士ですので技術的なことは多目に見ていただくとして、以下はそのやり取りになります。
メロディーはいつも心にあるのです手足動かすリズムをください / 里
いらっしゃいよろずのリズムありますよお気に召したら踊りませんか
/ エビちゃん
招かれて訪れた先に君がいた ラストダンスのお相手をぜひ / 里
さらに日を置かずして翌日、他のコメント欄に歌が置かれていました。1日遅れで気付きすぐに返しました。
ビニールの傘でなければ背伸びして今のあなたにキスできたのに / 里
たちどまる傘の中には二人きり勇気を持って君に触れたい / エビちゃん
信号の青に気付きて歩みだす 相傘のふたり陽の射す方へ / 里
如何だったでしょうか。日常では照れくさくて口にしないような言葉でも短歌であればスラスラと詠めてしまう不思議(笑)
この遊びを通して『歌を詠む時、人は現実の様々なしがらみから解放されて自由になれるのだ』と改めて思いましたね。
絵を描いたり曲を作る人達も同じように感じているのかもしれません。
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エビちゃん、改めて…
2人のやり取りを記事にすること許可してくれてありがとう。
END
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