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DX推進担当者向け:DX委員会キックオフの手順(スライド資料全部入り)-下|DX風林火山【山の術】壱の巻②


はじめに

皆様、こんにちは!
株式会社フォネット 教育事業部 ICT/DX推進課の長田(おさだ)です。

このDX風林火山シリーズでは、フォネットが社内DXで実行したノウハウを手順書としてまとめて公開しております!

▼前回


ご利用にあたって

企業・行政・教育機関など、あらゆる組織のDX推進に無料でご活用いただけます。内容のブラッシュアップのために、コメント欄で感想やフィードバックを頂けると幸いです!著作権は株式会社フォネットに帰属しますので、自組織外向けにご利用になる際は、著作権者の許諾が必要です。


【山の術】壱の巻:DX委員会キックオフの手順(続き)

Ⅳ. DX風林火山とは

運営本部長(DX委員会準備会に参画していただいている役員)よりご説明いただきます。
自社の組織図を貼ってください。DXに取り組みます宣言をします。
部会を設けることに言及します。
DX風林火山の活動内容① 月例会:全員が集まり、スキルアップするための会。前/後半の2部制で実施。 前半(1h)… 各隊毎に実施(=各部会)。 各隊の“軸”をテーマに企画・実施する勉強会。後半(1h)… フォネットグループの課題を全員で話し合う等② 各部会:月例会の前半で実施される各隊毎の会のこと。企画内容を話し合う。
どんな活動をするか説明します。
DX認定取得を目指します!

Ⅴ. 部会

部会について詳しく説明をします。引き続き運営本部長のターンでもOK。

それぞれ、隊長・副隊長・隊員を発表します。

素早く動き、効率をUPせよ!
風の隊
バックオフィス業務のDX部会
日々成長、気づけばDX最強軍団に
林の隊
人材のDX部会
烈火のごとく!恐れず進めビジネス魂
火の隊
ビジネスモデルのDX部会
DXの頂へ!全部隊をバックアップ
山の隊
運営本部(事務局)
DX風林火山組織図
予め組織図に委員のお名前を入れておきます。
スケジュールを展開し、今後の見通しを立てます。
(それぞれの月でどんな活動をするかは、今後の記事でご案内します。)

Ⅵ. DX推進のための環境づくり

ここは運営本部内のIT担当者から説明していただきましょう。
先ほど解説のあったDXの3本柱に取り組むために、環境を整える必要があります。
1. Microsoft Word 2. Microsoft Excel 3. Microsoft PowerPoint
突然ですが、次のアプリのうち、普段使っているものはどれですか?(挙手)
…そう、どれかしら(または全部)、かなりの頻度で使われていますよね。
実はこの度皆さんに付与しているライセンスですが、普段からお使いのMicrosoft 365の機能を拡張したものなのです。
Word、Excel、PowerPointといったOfficeアプリに加え、様々な汎用アプリを統合的に使用することができます。
皆さんの業務ツール活用の幅を劇的に広げ、そして忙しい毎日を改革することができる環境を整えました。
今後は、現在のアプリを徐々に移行し、社内ツールの統一を目指します。
左側が現在で、色々なサービスを導入している状態。サービス同士は連携していないので、人力で対応していますよね。
これをMicrosoft 365に統合することで、人力による連携が必要ない(シームレスな)環境で仕事をすることができるようになります。
クラウドベースの汎用プラットフォームで、仕事はどう変わるか
ただし、すべてが至れり尽くせりではありません。
いままでは、プロが構築・メンテしてくれる環境でした。
しかしこれからは、自分たちで作っていくスタイルです。
変わるものと変わらないもの
もちろん、社内システムのすべてをMicrosoft 365に統合するわけではありません。
財務会計・人事給与、生産管理・販売管理…といった基幹システムは、そのままです。
反面、部署によってカスタマイズが必要な業務ツールは、Microsoft 365を使って開発していきます。

Ⅶ. 次回予告

次回のDX委員会(DX風林火山)月例会の予告をします。
予め運営本部長を通じて、役員や委員の中でも上位の役職者と相談し、比較的都合の良い日時に固定してしまいましょう。
次回までにやっておいていただきたいことをご案内します。
まずは部署ごと、業務データをクラウドの共有領域へ移していただきます。
各隊は、次回までに一度集まって、目標設定と年間計画の策定をお願いします。
KGIとKPIの設定は、このようなフレームワーク(型)を参考にしてください。
詳しくはこちら▶本質的な目標を見つける|組織DXのための目標の立て方 - 前編
要注意ポイント|組織DXのための目標の立て方 - 後編

Ⅷ. 質疑応答

TeamsのQ&A機能を使って収集したものに回答する形でもOK。初回からは難しいかもしれませんが…。
発言しづらいかもしれないので、個別に運営本部まで質問してもらったり、Teams上で投げてもらってもOKと伝えましょう。

Ⅸ. おわりに

気合の入る言葉で締めていただきましょう!(役員がオススメ)

※今更ですが、「はじめに」「おわりに」は予め運営本部長から経営陣へ依頼しておいていただきましょう。


以上が、キックオフで使うスライドのすべてです。
各社なりにカスタマイズして、よきスタートを切っていただけるよう応援しております!

スライドデータ(スピーカーノート入り)を配布します!

▼こちらのフォームから「その他」欄に「【山の術】壱の巻の資料希望」と入力してご送信ください。


おわりに

いかがでしょうか?

DX風林火山では、このnoteのようなノウハウ集の配布に加え、勉強会の実施・オンラインコミュニティでのサポートを実施します。
孤独になりがちなDX推進担当者を全面バックアップし、組織DXを成功に導くお手伝いをさせていただきます!

ただ今、モニター企業を募集中です。
興味がある方は、是非下記記事をチェックして、コンタクトください!
お待ちしております!!

※漫画はすべてMicrosoft PowerPointで作成しております。
※画像は、イラストACの絵師様の素敵なイラストを使わせていただいております。

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