補足編 - その3|Microsoft TeamsのチームをTeamsから作らない方がよい理由⑧
このシリーズでは、Microsoft 365の初心者向けに、導入のための解説をしていきます。
非エンジニアの方が”ざっくり掴む”ことを目的に書いておりますので、
プロのエンジニアの方からしたら、記述が厳密でないとか、正確には違うでしょ…みたいなことがあるかもしれませんが、ご了承ください。
前回のまとめ:
Teamsからチームを作っても、グループメールアドレスを管理センターから変更できるから、SharePointから作るのと同等
だけどSharePointから作った方が手順が楽だよ
と書きましたが、付け足し…というか訂正がありますので、
投降後の後日談としてこのシリーズの記事を書きます。
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/
※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。
1. Outlook予定表のグループ=SharePointのグループ
使っていますか?Outlook予定表
Microsoft 365を組織で導入しているなら、基幹のスケジュール管理アプリとしてお勧めなのがOutlook予定表です。
組織内のアカウントの予定を表示/非表示できるだけでなく、グループの予定(後述)やPlannerのプラン(タスク)の表示も可能です。
他にも、
スケジュール入力時に備品予約と連動したり、
Teamsから会議を予約するとグループの予定に入ったり、
Bookingsと連動することで、お客様との打合せ日程調整もスムーズに…etc.
ということで、Microsoft 365を使っているならOutlook予定表、
Google Workspaceを使っているならGoogleカレンダーと、
基幹プラットフォームと基幹スケジュール管理は統一するのがオススメ。
SharePointから作ったチームの場合
左上のサイト名をクリックします。
▼スクロールダウンすると、こんな画面になります。
▼で、Outlook予定表はこんな感じ。
グループの欄にチーム名(グループ名)が存在します。
Outlook予定表の”グループ”…何が便利なの?
グループの便利なところは、予定を作成する際に、
個人とは別に、(管理者は)グループの予定を立てられるのです!
つまり、その予定の開催者が個人ではなくグループになるわけです。
あなたが、あるプロジェクトのリーダーだったとして、
個人の予定としてスケジュールを組んでいくとどうなるか?
仮にあなたが途中でプロジェクトを外れたら、すべてのスケジュールをキャンセルし、もう一度立てる必要があるのです。
でも、グループ予定として組んでいたら、自分はグループ予定に招待されているだけの状態です。
一参加者として辞退すればよいし、管理者を後任者に渡して(原則、管理者は2名以上が望ましい)そのグループを抜ければよいのです。
予定にも、脱属人化の必要性があるわけです!
SharePointサイトにもグループ予定表を表示できる
グループ予定表というWEBパーツを挿入することで、このグループが主催する予定一覧をサイトからも確認できます。
WEB会議は「参加する」リンクから参加できますので、メンバーが会議リンクを探すのも容易になります。
2. Outlook予定表にグループの名前が表示されない!?
Teamsから作ったチームの場合
前回解説したとおり、下記のチームサイトはTeamsから作ったチーム(グループ)に紐づくものです。
で、前回結論付けた通り、SharePointから作ってもTeamsから作っても、手間は違うけど結果同じだよね~ということでした。
………………
しかし!!!
▼Outlook予定表に、グループの欄にチーム名(グループ名)がありません!
▼試しにTeamsのチャネルから会議を立ててみると、個人の予定として入りました。
これは一体???
気になる続きは、また次回!
おたのしみに★
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!
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