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日経平均週末93円安、週間では70円上昇

21日(金)の日経平均は
前日比93円安の28,564円
と下落しました


20日(木)のNYダウは
110ドル安の33,786ドル
と3日連続で下落しました
クレジットカードのアメックス、通信のAT&T、電気自動車のテスラが冴えない決算を発表したことから
1~3月の企業業績に対する悲観的な見方が広がりました
週間の失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから
景気減速も意識され
株式を売る動きが優勢となりました
一方で
景気・企業業績が悪化すればFRB(連邦準備理事会)は利上げ停止→利下げに向かう
との見方もあることから
一方的に株式を売る動きにはなりませんでした


米国における景気・企業業績の悪化懸念と株式相場下落を受け
東京株式市場も売りが優勢となりました
これまで買われていた
保険、銀行のほか
空運、小売り・外食、旅行関連が売られました
外国為替市場では
米国経済の先行き不安からドルが売られ
1ドル=133円台へと
前日(134円台後半)に比べ円高ドル安が進みました
精密機器、輸送用機器、電機など外需依存の大きい銘柄の下げが目立ちました
一方で
食品、倉庫、建設、医薬品、水産農林など
内需型で景気の影響が比較的小さい銘柄が買われ
相場を支えました
日立製作所<6501>が2013年以降の高値を
ヤクルト<2267>、日清食品<2897>が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では
70円(0.2%)上昇しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント安の1,057ポイント
と下落しました
スタンダート市場指数は週間では
1ポイント(0.1%)下落しました

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