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日経平均週末は160円高、週間では1017円上昇

週末17日(金)の日経平均は
前日比160円高の33,585円
と上昇しました


16日(木)のNYダウは
45ドル安の34,945ドル
と5営業日ぶりに下落しました
原油価格が大幅に下落したことが
米国景気の悪化懸念を反映していると解釈され
原油株のほか消費関連や景気の影響が大きい銘柄が売られ
ダウを押し下げました
ダウは前日までの4営業日で1,099ドル上昇していたことから
短期的な利益確定とみられる売りが増えたようです
ただ
この日発表された週間の失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから
労働需給ひっ迫によるインフレ懸念がこれまで以上に後退しました
FRB(連邦準備理事会)は利上げを停止するとの見方が再認識され
株式を積極的に売る動きは続きませんでした
業績回復が期待されるネット、ソフトウェア、半導体など
IT(情報技術)関連株は買われ
S&P500指数は5ポイント高(4,508ポイント)
ナスダック総合株価指数は9ポイント高(14,113ポイント)と上昇しました


ダウが下落したことから
東京株式市場も売り優勢で始まりました
ただ
米国においてインフレ懸念が連日後退し
S&P、ナスダック指数が上昇したことや
日本企業の業績が総じて改善傾向を示していることから
日本株を買い戻す動きが強まりました
東証プライム市場における値下がり銘柄数は僅か262銘柄でした
(値上がり数:1,370)
業種別指数(東証33業種)は
その他製品、不動産、ゴムの3業種を除く30業種が上昇しました
三井倉庫<9302>が2013年以降の高値を
日立製作所<6501>、伊藤忠商事<8001>が上場来高値を更新しました
日経平均は週間では1,017円(3.1%)上昇しました

東証スタンダード市場指数は
10ポイント高の1,135ポイント
と上昇しました
スタンダード市場指数は週間では11ポイント(1.0%)上昇しました

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