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ダウ344ドル安、日経平均203円安

26日(水)の日経平均は
前日比203円安の28,416円
と3営業日ぶりに下落しました


25日(火)のNYダウは
344ドル安の33,530ドル
と3営業日ぶりに大幅に下落しました
ファーストリパブリックバングが1~3月に大量に預金が流出したと発表したことから
銀行が融資を縮小し景気を冷やすとの懸念が広がりました
4月の消費者信頼感指数が前月比で市場予想以上に低下したことも
景気の先行き不安を強めました
物流大手のUPSが慎重な業績見通しを発表したことも
景気減速の反映と見なされ、株式を売る動きを強めました
ハイテク株が決算発表を前に売られ
ナスダック総合株価指数も
238ポイント安(11,799ポイント)と大幅に下落しました


米国における景気先行き不安と株式相場の大幅下落を受け
東京市場でも株式を売る動きが続きました
米国において銀行株が経営不安から売られたことを受け
日本でも銀行、証券・資産運用、保険が下落しました
米国経済に対する不安からドルが売られ
1ドル=133円台へと前日(134円台)に比べ円高ドル安が進んだことから
外需依存の大きい機械、電機、精密、自動車関連も下げました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は僅か273銘柄でした
(値下がり数1,516)
一方で、景気の影響が小さい食品、日用品において買われる銘柄が見られました
日清食品<2897>、ユニチャーム<8113>が上場来高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
6ポイント安の1,052ポイント
と前日に続き下落しました
前日引け後に業績予想を上方修正したブティックス<9272>(介護業者向け展示会・M&A仲介)が
大幅に上昇しました
アイル<3854>(中小企業・店舗向け販売管理システム)
ブティックスが上場来高値を更新しました

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