PERMANENT VOYAGER
このタイミングで人生初の自作曲について書くことにします。
大文字アルファベットって存在感ありますね。
ちょっとくらい小文字を使っても良かったかもしれないなんて今更思いました。
永遠の放浪者
曲名はそのままで、永遠の放浪者ということです。
概要欄には、
と書いてありました。
ちょうど2年前。
当時の僕は世間知らずのアホな大学2年生なりたてで、そんなときDTMに出会いました。
今は全て消してしまっていますが、マリオカートの色々な曲を耳コピしてアレンジ(今思うと低クオリティ過ぎて原曲に申し訳なく感じます)しYouTubeに投稿していました。
とにかく、そのあまりの楽しさに衝撃を受けて。
「パソコンから自分で打ち込んだ音が鳴っている…!!」
と。
今からすればただMIDIを適当にピアノロールに置いてみただけで何を言ってるんだかという感じですが、しかし当時の衝撃は相当なものだったことを2年経っても結構覚えています。
それが純粋な感動、何かを始める動機というものだったのでしょう。今はあれこれ考えてごちゃごちゃしてしまっている。もちろん良いこともあるのだけれども。
ちなみに一番最初にコピーしたのは、マリオカートDSのレインボーロードでした。
神曲ですよね、あれ。
ちょっと(かなり?)違うけど↓
(この動画をここに貼ってしまった時点でPERMANENT VOYAGERの存在が薄れて誰にも聴かれない気がする)
…
背景の画像はどこかから拾ってきたフリー素材、雨はiMovieのエフェクトです。そういえば当時はLogic Proではなくて、GarageBandであったことも思い出しました。
音楽のせいで今も迷っている
「せいで」でもあり、「おかげ」でもあります。
クオリティは置いておくにせよ、創作と向き合っていく中で様々な感情が生まれたし、価値観、人生との向き合い方が大きく変化しました。
今後の見通し、人生設計。
何かを創作するということに大きな価値を見出したので、それ中心に回るようになったというか。
何がなんでもこれで生きてくと覚悟を決めて。
制作だけでなく、他の人の作品を聴く、受け取る姿勢にもかなりの変化があります。そしてそれは常に続いてる。
ただ、やっぱり芸術というのは答えがなくて、だから好きなのだけれども、しかしその不確実性に大きく振り回されるわけです。
迷いながら生きてる。まぁでもそもそも他のどんなことであれ、迷わない人生なんてのはまず存在し得ないと思うのでオッケーということにします。
どんなに大変なことであっても、好きだと心の底から思えることに出会えたのは本当に大きい。
最近以下の記事で
生成AIについて思うことを書きました。
創作の楽しみ
人間のクリエイターが不要になるとかなんだとか色々言われていて、実際ある程度の淘汰や変化はあるのでしょうけど、それは全く本質的な問題ではないと思っています。
上の記事に書いたように、創作の過程そのものが好きなので、代替されるとかどうとか、どうでもいいのです。
だからこそ、自分で作る楽しみを、まだ生成AIだなんだと全く騒がれていなかった2年前に知ることができてラッキーでした。
僕が仮にもし、今この瞬間から人生で初めて楽曲制作を行なったとして、そこでAI自動生成に手を出し全自動で完成させたとしたら、一切の面白みを見出さないわけで。
そして創作への興味関心をずっと持たないまま一生を終えていたかもしれません。そう考えるとあまりにも怖い。
SunoAIとかを実際に使ってみて、僕の作る曲より圧倒的ハイクオリティなものがものの数十秒で何十曲も出てきた時はかなり驚きましたし、自分の存在意義を一瞬疑いました。
しかし結局ガチャ的というか、ただポチポチしているだけでそれも飽きて。
なぜならそこには創作の楽しさが一切なかったから。全部全自動で出てきても何も面白くない。
最後に。
流しそうめんDSのインパクトが強過ぎたので、もう一度自分の曲を貼っておきます)^o^(
(´・ω・)つ旦