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「ローテーションで読み進めている講座もの」のリスト(R3.4.8更新)

日誌にほぼ毎日登場する「ローテーションで読み進めている講座もの」に関して枯野がどのようなものを読んでいるのか公開したいと思います。

ローテーション論文リスト

①宇野精一、中村元、玉城康四郎『講座東洋思想 』東京学出版会
②H・I・マルー、上智大学中世思想研究所『キリスト教史』講談社
③大野晋、柴田武『岩波講座 日本語』岩波書店
④久保田淳、栗坪良樹、野山嘉正、日野龍夫、藤井貞和『岩波講座 日本文学史 』岩波書店
⑤浅尾直弘、網野善彦、石井進、鹿野政直、早川庄八、安丸良夫『岩波講座 日本通史』岩波書店
⑥網野善彦、樺山紘一、宮田登、安丸良夫、山本幸司『岩波講座 天皇と王権を考える』岩波書店
⑦今野達、佐竹昭広、上田閑照『岩波講座 日本文学と仏教』岩波書店

上記の文献を主に午前中のルーティンで一週間に一巡するように設定して読み進めています。
これを数年かけて3巡したらまた数年かけて全面的にノート取りをします。(冗談のようなことを言っているようですが、本当にします。)。

今後の研究計画

R3年3月22日現在、午後のルーティンにももう一つのローテーションの山を作ろうかと思っています。

私は第一義的には国文学者です。しかし今は日本思想史学の方にアイデンティティを持っています。
私の基礎学問である国文学および補助学問としての文献学だけでは日本思想史の開拓は不可能だと思うので、文献調査から漏れるものをひろいあげる民俗学の視座が欲しいと思い民俗学の講座ものをリストに加えました。
また、漢学と仏教、洋の東西を問わない宗教の視座は欠かせません。
そこで次のリストを組みました。

①西田長男『日本神道史研究』講談社
②神道攷究会『神道講座』原書房
③古川哲史、石田一郎『日本思想史講座』雄山閣
④辻善之助『日本佛教史』岩波書店
⑤牧角悦子、町泉寿郎『講座近代日本と漢学』戎光祥社(未入手)
⑥小川直之、新谷尚紀『講座日本民俗学』朝倉書店(未入手、続刊)
⑦池上良正、小田淑子、島薗 進、末木文美士、関 一敏、鶴岡賀雄『岩波講座宗教』岩波書店(未入手、続刊)

※『中世思想原典集成』は高額で手が出そうにないので『岩波講座宗教』に差し替えました(令和三年四月八日)。

上記を数年かけて3巡ぐらい読み、また数年かけてノート取りをします。

令和三年三月二十二日 枯野 記
令和三年四月八日 枯野 追記

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