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【FC東京】2024年プレビュー

2024年の東京が始動しました。
まさか21名も契約状況が分からないまま年を越すとは。
なんだかやきもきした年越しとなりました。


あけましておめでとうございます。ふぁいです。
今年もよろしくお願いします。

三が日は大変な事件も多く、波乱の幕開けとなってしまいました。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

さて、FC東京の今年の新加入選手ですが、
今年は新卒が2名、レンタルバックが5名、
借りパクが1名、補強が4名といった内訳になりました。
割と積極的に動いたかなと思います。
というかこんなにレンタルバックするとは。

24シーズンinまとめ
24シーズンoutまとめ
DF陣のレンタルが多めですね。

今回も新加入選手の特徴と展望、
各ポジションの序列を予想していこうと思います。


1.移籍加入選手


No.8 高 宇洋(Takahiro Ko)

from: アルビレックス新潟

1年遅くね?
今シーズンの補強第一号。
というか現所属選手の更新よりも早い発表でした。
お父さんがアマラオに鼻を折られたらしい。なにしてんねん。
ニックネームは「ヤン」。
名前の中国語読み「Gao Yu Yang」が由来だそう。

Football labのチャンスビルディングポイントでは、
攻撃が17位、パスが7位、奪取が10位と
非常に素晴らしい結果を残しています(ソース)。
シュートはあまり得意ではないようで、年1タイプのようです。
元フォワードなのに、、、
ポジション上ゴールから遠いからしょうがないか。
ミドルが苦手ってことなのかな?

ビルドアップを志向するチームとして、
ボランチにおいて潤滑油として活躍してくれるはずです。
アルベル、松橋両名の指導を受けているところも
良い方向に作用してほしい。

海外志向なのかはわかりませんが、活躍次第では目指せるかも。

競争相手:原川、小泉、寺山

まさかのプレー集見当たらず。
しょうがないので昨年唯一のゴールで。


No.11 小柏 剛(Tsuyoshi Ogashiwa)

from:北海道コンサドーレ札幌

三顧の礼、ついに実る。二回目かもしれんが。
新卒時代に声をかけていた選手がついに来てくれました。
明治大学出身のスピードスター。蓮川と同期です。
札幌では1トップか2シャドーのどちらかでの起用が多いようです。
ウイングも出来ると思いますが、とりあえずCF計算で。置くなら左かな。

怪我がちのようで、一年を通して稼働できたのは21年くらいのようです。
それでも1月ほど離脱してるっぽいですね。
23年は6ゴール6アシストの活躍も、22試合の出場にとどまりました。
出場試合数を増やせるよう、
どこまでチームがサポートできるかがカギになりそうです。

競争相手:ディエゴ?松木?


No.22 遠藤 渓太(Keita Endo)

from: 1.FCウニオン ベルリン(ドイツ)

2019年の最終節、渡辺剛を交わし優勝を決定づける
3点目をぶち込んだF・マリノス純粋培養の快速ウィンガー。
ドイツ二部での出場機会の減少を受け、再起をかけたレンタル移籍。

特徴は初速の速さのようですが、マリノスの時の映像を見返すと、
個人的にはオフザボール、ポジショニングも質が高いなと感じています。
いいところにいる、って感じのイメージ。
ドイツでの映像が少ないので、今の状態が分かりませんが、
良さが失われていないことを祈ります。

主戦場は左ですが、右も出来るらしいです。
ウニオンベルリンではIHもやっていたらしいですが、
いまいちだったみたいです。トップ下は現実的じゃないかも。
RSHは層が薄めなので、そちらでの出場も増えるかも。

あと結婚おめでとうございます。

競争相手:俵積田



No.30 岡 哲平(Teppei Oka)

from: 明治大学

今シーズン唯一の大卒ルーキー。
下部組織出身のCB。佳史扶、誠二の同期。
一人は鳥栖に行ってしまいましたが。
恵まれた体格と高いフィード能力は世代でも屈指。
U-22こそ入っていませんが、大学選抜などには継続して選ばれていました。
ここで1年目からスタメンを取れれば
パリに選ばれる可能性は非常に高まります。
佳史扶、岡、誠二、誰か、なんて並びが見れるかも。

最近の大卒組はなかなか1年目から絡めていません。
CBはそろそろ森重にとってかわる人材が欲しいところ。
まーでもプロ一年目から森重、エンリケからスタメン取ったら
正直一瞬で海外ですね。

競争相手:木本、土肥



No.40 原川 力(Riki Harakawa)

from: セレッソ大阪

昨シーズンの途中からレンタル移籍で加入し、
今シーズンから完全移籍へ移行。
広い視野と高い技術力で、スペースを狙ったスルーパスや
プレースキック、ミドルシュート等なんでもござれ。
致命的なパスミスが減れば完璧ですね。
ちゃんと失点に繋がるのでそこだけなんとかしてほしい。
ぎりぎりを狙うが故の宿命なのでしょうか。
けっこうインパクトのあるミドルシュートは何回か出ているので、
後はゴールに入るところが見たい。

終盤にはスタメンに定着しました。
東京にはいなかった技術の持ち主ですし、
キャンプから合流出来ればさらにフィットしてくれるはずです。
悪い意味で染まらないでほしい。

競争相手:小泉、高



No.71 荒木 遼太郎(Ryotaro Araki)

from: 鹿島アントラーズ

鹿島の10番。パリ世代。
強い覚悟を持った1年間のレンタル移籍。

2021年ベストヤングプレーヤー賞受賞。
同年10ゴール7アシストと素晴らしい活躍をした選手ですが、
椎間板ヘルニアを発症して以来、パフォーマンスが落ちたようで、
22年、23年は出場機会が少なかったようです。

上田綺世との2トップの一角が多かったようですが、
RSH、LSHも出来るようです。あんまり良くないみたいですが。
トップ下をやらせてあげると輝くみたいです(ソース)。
シュートセンス、トラップ、スルーパスの精度が高く、
プレースキックも蹴れます。

まだ間に合うでしょう。パリに連れていこう。

競争相手:東、佐藤


2.トップ昇格選手

U-18からの昇格選手。
ユースの試合はあまり見る機会が無いので、軽い印象です。申し訳ない。

No.31 小林 将天(Masataka Kobayashi)

唯一の昇格選手。
U-19日本代表。
U-18は後藤君が正GKな印象がありますが、
それでも代表に選ばれ続け昇格をつかみ取りました。
キャンプには高校1年生から参加しているようです。
190cm87kgと体格も申し分ありません。
最近の東京のGK育成は素晴らしいですね。

これ来年は後藤君も昇格するんじゃねーかな。

競争相手:児玉


3. 前半戦各ポジション展望

昨年アルベル期途中で変更になった4-2-3-1を継続。
開幕戦スタメン予想もちょっと兼ねながら。

ゴールキーパー

序列予想
大志>波多野>児玉>小林

スウォビィクが退団。
波多野が長崎からレンタルバック。小林が昇格。
大志が1stだと思いますが、代表活動もあるため、
波多野にも十分出番は回ってくるのではないでしょうか。
開幕戦に関しては、アジアカップでの離脱を考えると
波多野がスタメンかもしれません。
日程次第では児玉、小林にも出番があるかも。

センターバック

序列予想
森重エンリケ>木本>岡>土肥>※東廉(負傷中)

木村が抜け、岡が新加入。
CB、層が厚いように見えて、若手が多いだけで
そこまで層が厚くないのかもしれません。
誰か一人が負傷、かつ出場停止が重なると
だいぶ厳しい台所事情になりそうです。まあそれはどこもそうか。

最近の守備陣の不安定感を見ていると、
岡にも十分チャンスがあるように思います。
とはいえ、森重、エンリケ、木本が高水準なCBなのは
間違いないので、今シーズンもこの3人で回すことになるかも。

右サイドバック

序列予想
帆高(※リハビリ中?)>白井

2人しかいないんかい。
小泉も入れるので、実質3人か。
鈴木が昨季途中に抜け、白井が昨季途中に新加入。
帆高が負傷していたため、白井との序列がいまいちわからないですが、
白井がそこまでポジションを確立できていないことを
考えると、やはり帆高が一番手になるのではないでしょうか。
後は帆高と小泉をどちらになるか、かもしれません。
ボランチ飽和してるしね。

ただ、帆高が開幕間に合うのかはぶっちゃけわからないですね。
開幕戦は小泉かな?

左サイドバック

序列予想
カシーフ>長友>徳元

特に動きは無し。
まあこの序列だとは思いますが、
個人的には徳元が頑張って出てきてほしい。
パリが終わり次第カシーフも行ってしまうのかもしれませんし、
長友もいつまで動けるかわかりません。
夏あたりで補強してもいいんじゃないかなぁとは思います。
川崎に行った三浦を狙っていたようですし、
フロント側も探してはいるようです。

ボランチ

序列予想
小泉>原川>高>寺山>品田

青木が抜け、原川が昨季途中に、高が新加入。品田がレンタルバック。
松木、東はトップ下へ移動。兼務だと思うので実質はもう少し多いです。
小泉をRSBに置く可能性もありますね。

松木と東を移動させてこの人数。多いですね。レンタルで梶浦もいますし。
リーグ戦の試合数も増えたので多いに越したことはないですが。
東京の中で最も充実したポジションだと思います。
こっから品田がごぼう抜きしたらアツいですね。
寺山との序列はどちらが上なんでしょうか?

原川、高のダブルボランチとか東京っぽさが一切ないですね。
いい意味で。

トップ下

序列予想
松木>東慶>荒木>佐藤

渡邊、塚川が退団。佐藤が昨季途中にプロ契約。荒木が新加入。
松木は昨季最終盤にトップ下での起用になったため、
東も割とトップ下起用が多かったためこちらで。
東はボランチに加えRSHも兼務かな。
松木が代表活動や夏の移籍で抜けることを考えると、
荒木がどれだけ台頭できるかがかなり重要になりそうです。

右サイドハーフ

序列予想
仲川>野澤零>安斎>荒井

人数はいるが、、、
野澤がレンタルバック、安斎は25年内定の特別指定。
ファーストチョイスは仲川になると思いますが、
対抗馬がどこになるか。
東、遠藤、佐藤あたりがこちらに流れてくる形になるかも。
仲川もひざの状態的に稼働率がどれくらいか読めません。
最後の方は結構長時間出てたけど。

若手の確変が必要なポジションです。
時短ではだめです。時短なら引き戻せ。

左サイドハーフ

序列予想
遠藤>俵積田>ジャジャ>安田

アダイウトン、レアンドロが退団。安田がレンタルバック。
ジャジャが昨季途中に、遠藤が新加入。
遠藤が加入したことにより一気に層が厚くなったように感じます。

感じるだけです。

俵は昨季2G2A(アシスト未遂も多かったですが)、
安田、遠藤は昨季所属チームでは定位置を掴めず。
ジャジャもインパクトはあるものの実力は未知。
全員実力はありますが、チームにフィットできるかはまた別の話。
試合勘についてはキャンプもあるのであまり心配いらないとは思いますが。

ただ、動画見ているとジャジャは1トップかも。
人数少ないし、割と中央入りたがるしアリかもやね。

1トップ

序列予想
ディエゴ>小柏>※山下(リハビリ中?)

ペロッチが満了、熊田が退団。
山下がレンタルバック。小柏が新加入。
熊田が居なくなってしまったので、人数的にも薄くなってしまいました。
ジャジャをこちらに移動させるとちょっと余裕は出ますね。

4-2-3-1か4-4-2になるかで、いろいろ変わるポジション。
長年ディエゴ依存に陥り、多くのFWが真価を発揮できていないポジション。
小柏でも山下でも、何とかハマってほしいですね。


4-2-3-1
若手のサプライズに期待

4. 順位予想

予想:7位

予想というか、希望というか。
ちょっと弱気ですが、去年を見てるとあんまり高くも出来ず。

前線を中心に補強しましたが、アダイウトン、凌磨、塚川、熊田が抜けた分
そこまで層は厚くなってはいません。特にRSH、CFはかなり薄目。
フルメンバーがそろったスタメンはかなり豪華に見えますが、
ベンチメンバーは少し弱めな印象。
開幕前なので当然なのですが、少し不確定要素が多いように感じます。
野澤、荒木、岡等若手の覚醒が待たれます。

契約状況はこんな感じ。(多分)

トップチーム契約状況

20/27なので、全然余裕ですね。途中で補強する場合も問題ないでしょう。

ちなみに、トップチーム所属人数は35名。
他よりちょい多いくらいですね。
(ヴェルディが32名。ACLあるマリノスが34名。)
C契約9名(+特指1名)ってどうなんですかね?やっぱり多いのかな。

(ちなみに町田は39名。A契約どうなってんだ。)

LSH遠藤 RSH仲川 監督クラモフスキー。
2019マリノスの幻影を追いかけているのでしょうか。
確かに優勝しましたが、もう5年も前の話。
迷走していないといいですが。

鞠海王さん
もうマルコスも取ろうや

今シーズンはレンタルバック以外はJ1と海外からのみの補強となりました。
間違いなく実力者を補強出来ていると感じますし、
争奪戦もかなり制している印象。報道出て負けたのは三浦くらいかな?
選手の獲得要望を出しているのが監督なのかわかりませんが、
実際に獲得している強化部はかなり頑張っているように感じます。

ただ、若手の台頭がないとベンチが寂しいようだと
それは編成が上手くいっていないのでは、とも感じてしまいます。
CF、RSH、CBは夏に補強すんのかな。

売上高は各部門で過去最高らしく、強化部だけでなく様々な面でフロントは頑張っているようです。我々からは見えにくいですが。
後は結果だけ。
フロントの頑張りに現場が応えてあげてほしい。
まずは前半戦、順位表の1枚目で折り返したい。


おわり。
割とクラモフスキー監督については懐疑派なのかな、と
自分でも感じているので、結果で黙らせてほしい。俺を。

今年は都城いってきまーす。初キャンプ。楽しみ。


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