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何事もオートで働く人体、素晴らしい。

りあです。薬の副作用で大絶賛微熱&めまい中です。微熱があるのに鳥肌が立つという、人体の素晴らしさを実感する日々でございます。素晴らしき人体。

人体ってすごいんですよ。えらいんですよ。基本的にはオートで動く。「動かすぞ!」という強い意志を持たずとも、手足を動かして歩く。ついでにバランスもとって歩く。障害物だって、認識したら「よし避けるぞぉぉぉ!!」という強い意志を持たずとも、まぁ自然と避けるわけです。

「目の前、おおよそ2m先に立方体の物体を発見。これを回避するためには歩幅を30cm横へ調整し、その際もう片方の足を同じく30cmずらし…」とか、「腸腰筋を引き締め大腿直筋を使い大腿骨を上げ…」とか、考えていないでしょう?

いやはや、よくできたものです人体。それも毎日ちゃんと働いているのだから、とんでもなく皆勤賞をあげたい。ボーナスもついでにあげたい。

人体はオート。しかしながら、私にはいくつか手動(?)なものがあります。まばたきとか。距離感の把握とか。音と声を分けて拾うスキルとか。

私は「目が乾いている」という感覚があまりないらしい。ごみや睫毛などの異物が入っていることも、いまいち気づけない。

目からびょーんと、髪の毛が出てきていたこともあるし、虫が私の下まぶたでご臨終なさっていたこともある。なんて悲劇的な最期を遂げてしまったことでしょう、虫。

視界がなんとなく変になってきたら、まばたき。表面がなんとなーく変なままだったら、長めにまばたき。ぎゅっと目を閉じて、ゆっくり開く。

まぁ、まさに手動ですよね手でまぶたは動かしていないけれども(笑)

一般的には自動でなされているというこの行為。なんて素晴らしいのでしょう、人体。


距離感というものも、私はよくつかめない。おかげでいつも、どこかにぶつかっている。または落ちている。階段から落ちるのは日常茶飯事だし、ドアにぶつかるのももはや趣味レベル。

「このくらいの大きさになっているのなら、結構遠いはず」「近くにある木があれくらいの長さなら、あの建物の位置は…」とか。周りにある物体を頼りに、経験値(いまいち頼りにならないけれども)を使って、なんとか距離感といえるものを把握する。

一般的には「あ、遠い」とか分かるらしく、なんとも羨ましい気持ちを持ったものです。羨ましい気持ちは通り越してしまって、いまでは「素晴らしい人体」しか思いませんけれども。



音と声を分けて認識できるというものも、人体の持つ不思議で素晴らしい機能であると私は思う。カクテルパーティ現象のことですね。カクテルパーティ現象とは、特に「聞き取ろう」とか意識していなくても、「〇〇さーん!」とか自分の名前が呼ばれるとクリアに聴こえる現象のこと。

私はそれがまったくできませんで。すべての音が同じ音量で聴こえている状態なので、自分の名前が呼ばれようと気づきません。多分、私に対して「声かけたのに無視された!」と思った人は多い…かも…?

人間は無意識でも、自分の興味のあることや自分自身のことについて「は!」と反応できる。なんて素晴らしいんでしょうね。おそらく、その能力が身についたのは「生き残るため」だったのでしょう。

そう考えると、「私、生き残る確率…低すぎ…?!」とか思ってしまう。ついでに「生存スキルほぼ無いのに生き残ってる私、えらい!」と妙に自己肯定感を上げてしまう。まぁいいのです、自己肯定感はわざわざ下げる必要はありませんから。

みなさんもね、ちょっとしたことで「えらい自分!」と褒めて生きていくスタイルにしましょう。一日を生き切っただけでもえらいんですよ。あらゆる生命の危機を回避できたという意味でもありますし。


なんだか、とってもゆるーいnoteになりましたね今日。微熱のせいにしておこうと思います。日頃酷使している私の脳が負荷の多さに発火手前という、超都合の良い解釈をしておきましょう。あれです、使い過ぎたスマホが熱を持ってたまーに爆発する(某会社のスマホは爆破することで有名でしたね)みたいな。

まとめでもしておきましょう。人体は素晴らしい。その素晴らしき人体を毎日何かしらの方法で守っているみなさまは素晴らしい。人体は素晴らしいから、ちゃんと手入れして気を使って長持ちさせてあげましょうね。壊れるときは一瞬なので。

Have a memorable day.

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