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「櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く!」を読んで。

 550回目です。φです。

 今日は掃除をしたり、読書をしたり。調べたり。割と調子が良かったから、登録しているサイトで働こ~と思っていたのですが目が不調。文字が躍ってました(笑)

 まぁ今もウインクしてタイピング中。右目がボイコットしているから、左目が真面目に働いています。ありがとう左目。君はえらい!

 ずっと読みたかった本を図書館で見つけて、これまたウインクして読みました。図書館にあることは知っていたけれど、ずっと借りている方がいて借りられなかったんです。ついに読める!と張り切って一気に読破。楽しかった!

 読んだのは「櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く!」という本。

 所々でてくるイラストも癒し系で、ゆったりした気分で読めます。情報量はすごいけれども、とても読みやすい。

 言葉も堅苦しくなくて、なんというか優しい本です。疲れたなぁってときいにぴったりだろうな、と私は思います。そんな本です。

 漢方生活、と書かれていますが、どちらかというと「養生」とか、東洋医学的な考えにのっとった食生活について、だと私は思います。

「養生は一生です。すべてを完璧にこなしてほしいのではなく、各々の生活スタイルに合わせて、できることをできる範囲で取り入れていただければうれしいです。」櫻井大典(「あとがき」より一部抜粋)
心と身体をいたわり、健康に暮らすためのヒントが詰まった養生エッセイ。
小さな習慣、食べかたのコツ、こころがけなど、今すぐ始められる、かんたん養生法をテーマ別にご紹介。症状別・こころとからだの不調の整えかたも初収録。中医学の視点から、辛い症状の対処法をわかりやすくお伝えします。
さらに、コラム「櫻井先生の養生ライフ」では、先生が日々の暮らしで実践している、ちょっとした養生習慣を公開!中医学の基礎知識もやさしく解説してあるので、漢方初心者の入門書としてぴったりの1冊です!

 と、Amazonの紹介文で書かれてあります。まさにその通りだと思います。養生エッセイ。

 なにか健康なことをしたい、けれど何をすればいいのか分からない。そういう方に、ぜひおすすめ。中医学云々が自分の好みではないにしても、読んでみると体を労わることの大切さが分かると私は思います。

 私が一番気に入ったページについて、ちょっとご紹介。第二章の「こころがけ」から。

 「また、元気なうちに”逃げ場所”を用意しておくことも大事です。好きなカフェでも、心落ち着く実家でも構いません。そこが、熊が現れたときの、あなた専用の避難場所なのです。しんどくなってから見つけようとしてもできないことが多いので、あくまで元気なときに、あなたの”逃げ場所”を見つけておいてくださいね。

 これ、大切ですよね。本当に大変なときになって、安全な場所を見つけるのって難しい。だからこそ避難訓練もあるのです。日頃から安全な場所を知っておいて、いざとなったらその場所へ直行する。それは物理的なもの以外でも同じなのだと思う。精神的なことでも同じ。

 熊やらなんやらが現れなければ一番いいんですけどね!会いたくなくても、直面したくなくても、脅威はやってくるものです。それなしに生きてはいけないんだと思う。

 体調に合った、季節に応じた、自分の体質をより望ましいものに向かわせるための、食生活。それについて、しっかり学ぶことができます、この本。

 西洋医学に比べて、東洋医学(中医学)は分かりやすいな、と私は思います。専門用語はあるけれど、多分経験から「あ、なるほど」となりやすいんじゃないかな。

 私は諸々あって西洋医学の知識、西洋的な知識が多いようで、「それは交感神経の…?」とか、ややこしく考えてしまうことが多いけれど(笑)

 専門性を持ちつつ、庶民派。そんなイメージです。私的に思う東洋医学。多分そう思わせるくらい、日常に根付いていたり、馴染みのあるものだったりするのだろうと思います。

 季節の変わり目で、体調も崩しやすいこの時期です。ぜひぜひお手に取ってくださいませ!

 冬の養生を読みながら、「私冬が活動的になって春になったら冬眠したくなる…」と笑っちゃいました。夏とかもう冬眠したい。いや夏眠になるけど(笑)

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