![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37495747/rectangle_large_type_2_5932e071531a5ce4ae8b80bcf12bec5b.jpg?width=800)
「櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く!」を読んで。
550回目です。φです。
今日は掃除をしたり、読書をしたり。調べたり。割と調子が良かったから、登録しているサイトで働こ~と思っていたのですが目が不調。文字が躍ってました(笑)
まぁ今もウインクしてタイピング中。右目がボイコットしているから、左目が真面目に働いています。ありがとう左目。君はえらい!
ずっと読みたかった本を図書館で見つけて、これまたウインクして読みました。図書館にあることは知っていたけれど、ずっと借りている方がいて借りられなかったんです。ついに読める!と張り切って一気に読破。楽しかった!
読んだのは「櫻井大典先生のゆるゆる漢方生活 - こころとからだに効く!」という本。
所々でてくるイラストも癒し系で、ゆったりした気分で読めます。情報量はすごいけれども、とても読みやすい。
言葉も堅苦しくなくて、なんというか優しい本です。疲れたなぁってときいにぴったりだろうな、と私は思います。そんな本です。
漢方生活、と書かれていますが、どちらかというと「養生」とか、東洋医学的な考えにのっとった食生活について、だと私は思います。
「養生は一生です。すべてを完璧にこなしてほしいのではなく、各々の生活スタイルに合わせて、できることをできる範囲で取り入れていただければうれしいです。」櫻井大典(「あとがき」より一部抜粋)
心と身体をいたわり、健康に暮らすためのヒントが詰まった養生エッセイ。
小さな習慣、食べかたのコツ、こころがけなど、今すぐ始められる、かんたん養生法をテーマ別にご紹介。症状別・こころとからだの不調の整えかたも初収録。中医学の視点から、辛い症状の対処法をわかりやすくお伝えします。
さらに、コラム「櫻井先生の養生ライフ」では、先生が日々の暮らしで実践している、ちょっとした養生習慣を公開!中医学の基礎知識もやさしく解説してあるので、漢方初心者の入門書としてぴったりの1冊です!
と、Amazonの紹介文で書かれてあります。まさにその通りだと思います。養生エッセイ。
なにか健康なことをしたい、けれど何をすればいいのか分からない。そういう方に、ぜひおすすめ。中医学云々が自分の好みではないにしても、読んでみると体を労わることの大切さが分かると私は思います。
私が一番気に入ったページについて、ちょっとご紹介。第二章の「こころがけ」から。
「また、元気なうちに”逃げ場所”を用意しておくことも大事です。好きなカフェでも、心落ち着く実家でも構いません。そこが、熊が現れたときの、あなた専用の避難場所なのです。しんどくなってから見つけようとしてもできないことが多いので、あくまで元気なときに、あなたの”逃げ場所”を見つけておいてくださいね。」
これ、大切ですよね。本当に大変なときになって、安全な場所を見つけるのって難しい。だからこそ避難訓練もあるのです。日頃から安全な場所を知っておいて、いざとなったらその場所へ直行する。それは物理的なもの以外でも同じなのだと思う。精神的なことでも同じ。
熊やらなんやらが現れなければ一番いいんですけどね!会いたくなくても、直面したくなくても、脅威はやってくるものです。それなしに生きてはいけないんだと思う。
体調に合った、季節に応じた、自分の体質をより望ましいものに向かわせるための、食生活。それについて、しっかり学ぶことができます、この本。
西洋医学に比べて、東洋医学(中医学)は分かりやすいな、と私は思います。専門用語はあるけれど、多分経験から「あ、なるほど」となりやすいんじゃないかな。
私は諸々あって西洋医学の知識、西洋的な知識が多いようで、「それは交感神経の…?」とか、ややこしく考えてしまうことが多いけれど(笑)
専門性を持ちつつ、庶民派。そんなイメージです。私的に思う東洋医学。多分そう思わせるくらい、日常に根付いていたり、馴染みのあるものだったりするのだろうと思います。
季節の変わり目で、体調も崩しやすいこの時期です。ぜひぜひお手に取ってくださいませ!
冬の養生を読みながら、「私冬が活動的になって春になったら冬眠したくなる…」と笑っちゃいました。夏とかもう冬眠したい。いや夏眠になるけど(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?