移民・難民問題と文化。
728回目です。φです。
写真素敵ですよね。私地球儀好きなんですよ。理由は分からないけれど(笑)
近年話題になっている”移民”や”難民”について詳しく知りたくて、本を読んでいます。そこで衝撃的なタイトルのものを発見。
西洋の自死。
詳しくはまだ読んでいないのだけど、確かに移民難民の受け入れによって現在重い現実に直面している国々と言えます。
モスクの襲撃も結構多い。悲しいニュースもね。
特に私に衝撃を与えたのは、ベルリン辺りの集団レイプ。被害者のほとんどが難民とかだった。
これですね。
あとこれも。
ニュースに悪いものばかりを取り上げてしまったようだけど、もちろん良い面もあるだろうと思う。人同士の寛容さだって、数十年前に比べると比較できない程になっているかもしれないし。
お互いの異文化理解にもつながっているかもしれない。住む人の出身地が違うことで、生み出された新しいものだってあるだろうと思う。広がったものはあると思う。とはいっても、ニュースで取り上げられるのは悪いものが多いですね。それだけ重要なのかも。
そうそう、移民と難民の違いって知っていますか?
移民は”自分の理由で国を出た”人。難民は”国を出ざるを得なかった”人らしい。もし私が「ヨーロッパに移住したい!」だったら、これは移民になるということ。
日本で戦争勃発とかで生きることが難しくなって「国を出ないと命が危ない!」でどこかの国に行くのだったら、これは難民になるということ。
まだ読んでいないけれど、本を読みながら「別の国に移った人が、その国の文化に馴染まずに自国の文化で生き続けるのは良いことなのか?」と思った。
受け入れが比較的寛容な国って、〇〇国のコミュニティみたいなのがあります。分かりやすい例で言うと、アメリカのチャイナタウンでしょうか。
これには賛否が分かれるでしょう。多様性があるからこそ良い結果が生まれる、などポジティブなものから、国に入れば馴染むべきで文化を守るべきだ、みたいなものまで。たくさん理由はあるだろうけどね。
さて、みなさんはどう思うでしょう?
日本に別の国からの人がやってきて、彼らの文化で日本に生きる。馴染まずに。
日本はどちらかと言えば保守的な国です。これが嫌なのだと思う。日本に住むのは日本人だ、という気持ちが強い人もいるらしいし。
これは私の意見。私は文化が好きだ。その国らしさが好きだ。守られ続けたものは、途絶えることなく続けられてほしい。人には自由がある。どこに住むのもどこで生きるのもその人の意思決定に基づいていてほしい。人種で拒絶されることは悲しいことだ。
そんなことを思っている私は、移民や難民は構わない、という態度です。けれど、国に馴染む気がないのなら別の国へどうぞ、と思っていると思う。
文化や”らしさ”あっての国の違い。国を選ぶなら、”自分に合った国を”と思う。例えば「この国が嫌いだけど、税金安いし同じような境遇の人が多いし、その国の言葉もそこまで話せなくても生きていける。だからここにしよう」は嫌だなぁって。
国は国民が作るもの。それはそうだけど、元からあるものを破壊してまで?とか思っちゃう。
みんな大好きローマでも言われていたじゃない。「 When in Rome、do as the Romans do.」日本でも「郷にいては郷に従え」って。
そこら辺が好きな辺り、私も保守的な面を持っているのだろうと思う(笑)
まぁ今回の意見は私の個人のものであって、正解でも不正解でもない。でも、コロナ後に再び世界がつながりやすくなるのなら、日本は孤立できません。必ず「受け入れるか、拒絶するか」を問われると思う。そのときのために、意見を持っていてほしい。
まだまだ先は遠いかと思う。コロナも乗り越えられていないし、そもそも人が別の国に行くこと自体が難しい時期だから。それでも、考えておいて無駄になることはありません。
文化も守りつつ、人の自由を守りつつ。バランスとは難しいものですね。
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