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発達障害と在宅ワーク。

 488回目です。φです。

 研修中で働き中の現在の私、「これも難しいなぁ…」と思うところが出てきました。なんて早いお出まし。

 「これはできるかも!」と思うものよりも、なぜか難しいと感じる面の方が「こんにちは!」と勢いよく出てきます。この「難しいなぁ」って感じることは、どんなに時間をかけてもどうにもならないというのが私の経験上の答えです(笑)

 ASDことアスペルガー発達障害の私の「対面じゃなくても難しいことばっかりでした☆」な仕事について、ちょっと書いていこうと思います。ご参考になればいいな…いやならなさそうだけど!


 私は自分の学びたかった分野が学べそうなので、食べ物関連のライターの研修を受けています。このまま上手くいけば採用だし、上手くいかなかったら研修継続。

 まぁライター業、実はやりたくなかったのですが学びたさには勝てませんでした…あと「もう一度くらいやって突撃してみようこの職種」と思ったから。前やったライター的な仕事はピラティスの知識だけが必要だったと言えるものだし、特殊だと思ったから。普通というか、ありきたりの(?)ライターをやってみたかった。

 で、結果。

 「え、よく分からない」という感じです。はい。

 チャットで連絡を取り合っているのですが、「この言葉を通して何を言いたいのか」がよく分からない。文面だけだとものすごーく怒っているように思う。実際にそうかもしれないけどね!

 私はこれをコピペして送ってください、という定型文で自分の書いた記事を渡し、分からないところは自分の言葉で質問する。それだけのチャット。

 けれど、書かれていることがよく分からない。「もっと分かりやすく」とか「相手に寄り添って」「相手が読みやすいと感じるように」とか。もしかしたら多くの人が分かる言葉なのかもしれないけれど、「それはどういう意味?」と私は混乱しかけます。

 混乱するよりも「え、分からないよ具体的に言って!」と思うのですが…しかしながら「何が言いたいのか、何を求められているのか、どうすればいいのか」とぐるぐると考えている私は、結構なプレッシャーを与えられているらしく、私の抜け毛が増えてます(笑)

 自分にとって「分かりやすい」文章や説明は、多くの人に伝わらなかった。私にはその経験がたくさん…というか経験の8割くらいはそんな感じです。卒論から日常会話に至るまで、「説明がよく分からない」は言われ続けています。現在進行形で。

 具体例を出しても細かすぎるらしい。ざっくり説明するとざっくり過ぎて、細かく説明すると細かすぎる。ここでも「極端」という特性が発揮されているのだと思う。わーぉ嬉しくない!

 そんなこんなで、チャットであってもなぜか会話が難しい。対面だったらもう少し円滑にできるかもしれないけれど、今度は「聞き取れない」という別の問題が発生する。なんとも難しい。

 言葉って難しいや。いつまで経っても自分のものにならない感じ。

 私が一番癒されるのは動物とわちゃわちゃしているときかもしれない。言葉必要ないけど、なんとなーく分かるから(笑)

 言葉は好きです。組み合わせ次第で遊べるし、何かを説明したり伝えるには言葉しかないから。けれど、その言葉が上手く伝わらない。勉強したけれど、上手くいかないや。

 さて、次の問題も気づきました。視覚。

 私は自分のパソコンを使っています。だからライトの調整もしているし、文字だって自分の好みに変えている。一応は私専用モード。

 「暗い!」とか言われる画面の明るさですが。これでも眩しくて、なんとかならないかなぁと思ってる。

 で、視覚の問題ですが、私の目では見ていると文字が動き出します。動くし、ゲシュタルト崩壊するし、そうやっているうちに焦点が合いづらくなる。1時間しました、休憩3時間でも直りません!ってことは多々ある。

 翌日も「あれ、直ってない」と思う状態。仕事にならないんですよね。多分視覚過敏が原因。

 実はnoteを書きながらも休憩を挟んでいたりする。忘れてなければ(笑)

 目が見えにくくなっても、「仕事しないと」という気持ちが優先されて、結局は目にとって良いことなんてさっぱりありませーん☆な環境を自分が作ってしまう。タイマーしていても、「いやあと少し…!」となぞの頑張りを見せてしまう。私しかいないから、見せていないけど。

 在宅ワークであっても、なぜか自分のペースを作れない。コミュニケーションに何かしらの問題を抱えてしまう。…とはまぁ、難しいものです。

 私は説明書などを読んで理解することは得意です。基本的に説明書に書かれてあることは理解できる。論文とかも問題ない。

 けれど、人と人の会話になるとそうはいかない。言葉の選択が少しでも「定義通り」ではない場合、「なぜ?」が積もりまくっていく。あと少し矛盾した感じの言葉とか、砕けた言葉というか、なんだろう。口語的なニュアンスをそのまま文語にした感じになると、よく分からなくなります。

 「全然」の後に否定が来ない。そんないわゆる「現代の使い方」の言葉を読み取るのが苦手なのかもしれません。「全然大丈夫!」は未だに謎です。どっち。大丈夫じゃないのか、大丈夫なのか。そもそも大丈夫とはなんとあやふやな言葉なんだろう。

 …と、そんなことを考えては勝手に自爆する。「これは…なにを意味するのか…???」とたった一言、一単語に悩まされることもある。悩むというか、永遠に解析しているのかなぁ。分析に解析。常に思考しています。誰かにとっては「え、そこで考え煮詰まってた?」なものだろうなぁと知りながらも(笑)

 発達障害には在宅ワーク!みたいな流れを時々私は感じます。実際にパソコンスキルを身につけて、在宅で体調を整えながら無理なく働く…ということを目標に掲げている就労移行支援もある。私もやりました1年間。私の視覚的な問題によって、スキルを身につけることは不可能となって辞めたけれど。

 ご存じだとは思うけれど、発達障害、ASD、ADHDと言っても各々の得意不得意はあります。一貫しているものはあるけれど、人によって、人の数だけ悩みや不得意、生きづらさがある。「これは発達障害向き」と言われるものだって、それが本当に向いているかどうかなんて人によるのです。

 ひさしぶりに働こうとしている。早速高すぎる壁に激突している。なんというか私らしいなぁ。そして早速言葉が強すぎる人にタックル食らってる。…私らしいなぁ!

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