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ファッションブランド【PHAORA】経営/ 自らの海外体験を伝える講演活動【フランスに…

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ファッションブランド【PHAORA】経営/ 自らの海外体験を伝える講演活動【フランスに渡り変わった価値観】【描いた夢は必ず叶う】【愛を持って生きる】 パリ在住歴15年/チュニジア在住歴2年/ 現在秋田在住

最近の記事

夢を描いてパリへ行く

私には、幼い頃からずっと抱いていた大きな夢がありました。それは、ファッションの都パリで、オートクチュ-ルのドレスを作ってみたい。あの映画に出てくるような、細かいビーズ刺繍がキラキラと輝く、豪華で優美なドレスを仕立てるという夢でした。 「ローマの休日」や「ティファ二-で朝食を」の中で、オードリ-ヘップバ-ンが着ていたあの高級注文服(オートクチュ-ル)、パリにはオートクチュ-ル組合というものがあって、そこに加入できるメゾン、いわゆる高級ブランドだけがオートクチュ-ルのファッショ

    • 大事なのは何?正解は1つではない

      私は海外生活17年、訪れた国は10か国、秋田に帰ってから6年が過ぎました。 現在は,ファッションブランドを立ち上げ秋田に住んでおります。 父の仕事の関係で小さい頃から引っ越しをすることが多くあり,秋田で5回その後東京4回、パリ3回、チュニジア2回と合計で13回の引っ越しをしてきました。 そういう意味では小さい時の経験から住む場所を変えるということには抵抗がなかったと思います。 でも転校生ということもあり小さい頃から性格は内向的でおとなしく自発的には発言できない子供でした

      • 海外で人生の指針となったある出来事

        私がチュニジアに滞在していた時の事です。 ある時、首都チュニスでJICAの職員が交通事故で亡くなるということが起きました。チュニジアのニュ-スでもかなり大きく取り上げられました。 JICAの職員は、発展途上国に派遣されるケ-スが多くその為、事故に巻き込まれることがあります。この時にJICAの中でもかなり上の立場であられる事務所長が日本から事故処理の為にいらっしゃいました。たまたま、お話しをうかがう機会がありその時の彼の話の内容が、その後の私自身の「人生での指針」となったので

        • 海外で必要とされるコミュニケ-ション能力

          フランスでは専門学校の卒業後にスタジエ-ル(お金を頂いて研修が出来る制度)と言うのがあります。 春夏のパリコレの時にエマニュエル.ウンガロのメゾンでスタジエ-ルをしていた時の事です。パリコレは1つのメゾンの中にドレス部門とジャケット部門の2つに分かれていて私はジャケット部門で仕事をしていた時の事でした。 私自身、仕事に集中している時にはどちらかというと会話をしながらということは苦手なタイプでした。 ある時、隣のフランス人の同僚が突然私に向かって「エツコ、どうして私たちと

        夢を描いてパリへ行く

          外国人が人生で一番大事にしているもの

          フランス在住時に自分の価値観が変わるすごいことが起こりました。 時はちょうど西暦2000年の時です。 フランス語の学校の授業中の事でした。クラスには20人ほどの生徒がいて、フランス人の先生が私たちに質問をしました。 「人生で一番大事なものは何だと思いますか」 その中に日本人は3人いました。私たち日本人はそれぞれが違う答えを話、日本人以外の17人の外国人は全員が同じ回答でした。 その答えは【amour】愛と答えたのでした。 正直、私はどういうことなのかわかりませんで

          外国人が人生で一番大事にしているもの

          フランスで働くとは

          フランスで働くときには労働許可書(労働ヴィザ)を取得して雇用者と必ず契約書を交わすというのは必須になります。 私が渡仏した1998年頃にはフランスは失業者が多く、できれば外国人ではなく自国のフランス人を雇用したいという国の考えがあるため労働ヴィザの取得は非常に難しい状況にありました。会社が外国人を雇用するには、「他の人ではなくこの人でなければならない」という明確な理由と雇用側の強い意志を会社側が証明しなければならなかった。 フランス国にヴィザの申請をしても却下されることは

          フランスで働くとは

          clubhouseとフランスのサロン文化

          フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んでいました。 サロンは近代ヨーロッパの17・18世紀にフランス貴族の間に 存在し、主人(女主人である場合も多い)が自宅に文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しむ場であった。 会話を最も重要なコミニケーションの場として、  文学家、哲学家、音楽家、芸術家、または政治を議論したり、 詩や小説の朗読、音楽の演奏、演劇の上演などが行われる。 そこでは、文学者が自作を朗読したり、文学論、演劇論が交わされるなどがあ

          clubhouseとフランスのサロン文化

          「こんまり」さんを生んだ土井英司さんの凄さ

          真夜中の12時に目が覚め、まだ朦朧とした状態でそばにあるスマホを 手に取り、clubhouseを開いていた。 土井さんの名前を見つけ、引き寄せられるようにそのroom にはいっていた。 5分位が経過した時、何故か私の名前が呼ばれた気がした。えっ、まさか…私は手を上げていないけど…そして又呼ばれた。 こうなると私しかいない訳で、どうしようと思いながら気が付いたら反射的にスピ-カ-に上がっていた。 とっさに「こんばんは~まさか呼ばれると思わなかったです」と言ってしまった。

          「こんまり」さんを生んだ土井英司さんの凄さ