マガジンのカバー画像

週次報告

13
運営しているクリエイター

記事一覧

週次報告14(敗北の部屋)

「推しの子」を買って帰った。

内容がどうとかいう話はさておき、無料の1話を読んで、「負けてしまった」と思った。だから買った。

自分には創作物と勝ち負けを決める癖がある。意図的なものなので、癖と言うよりは取り決めかもしれない。そして、創作物に負けたと思ったら、それを買うことにしている。

勝ち負けの機序はこうだ。

僕たちは演出や表現の効果というものを理論として学び、あるいは創作物自体から経験す

もっとみる

週次報告13

正しさを担保しようとすると遅筆になることが予測されました。
この予測が正しいことを担保しようとすることについて言及すると、この「この予測が正しいことを~」の文が必要になり、更に検証のフェーズが始まり、結果執筆コストが増加します。これをもって遅筆の証明とする。

というわけで、自分に対して課す正しさの担保度合いをある程度緩めることにしました。少し無責任になります。
今まではパッと浮かんだこと→理屈立

もっとみる

週次報告12(シナリオが繊細であることへのいち思考)

TRPG、マーダーミステリーなどのシナリオ系ゲームにおける物語のセンシティブさ――場合によっては「地雷」などとも称されるもの――の話題が立て続けに耳に入りました。外の情報に触れる機会が少ないので、頻発しているのかどうかはわかりませんが。そのため、ここ1週間くらい「TRPGシナリオのセンシティブさ」ということを、実際に「センシティブ」と称されるシナリオを体験しながら考えていました。で、センシティブさ

もっとみる

週次報告11

最近、ニュースから波及するTwitterの潮流に辛さを感じることが多くありました。その結果、以前から意図的にSNSに触れる時間を減らしていたことに加えて、さらに通常のタイムラインも不可視化しました。フォロー/フォロワーよりももっと狭い、リストの中だけで完結させるようにしています。

何かひとつの物事が世間に投下されるに際し、その反応として発露されている攻撃性が長く大きくなっていることを感じていて、

もっとみる

週次報告10

曲を作りました。

思えば作曲を最初にしたのは小中学生時代です。Nintendo DSを握りしめ、『大合奏!バンドブラザーズ』で「コード」も「リズム」もわからない中、「なんかそれっぽくなる」ことを目指してドハマりした覚えがあります。

ピアノを習ってこそいましたが、理論的なお勉強はしていませんでした。弾けるようになった伴奏の和音の順番を流し込んで似たような雰囲気の曲を無理やり作る……というようなこ

もっとみる

週次報告9

近頃は雨が続き、気分もじめじめとしています。傘を持たずに濡れて帰り、シャワーを浴びる日もありました。

降雨のたびに、遠くで文脈を読むときの雨はあんなに好きなのに、直で受ける雨はこんなに面倒くさいのかと思います。
文脈を読むときの雨は、デメリットを無視するか、メリットとして受け入れる(キュウリの苦味を美味しいと判断するかのように)覚悟を持ち、かつそれがわが身に降りかかることはありません。しかし、直

もっとみる

週次報告8

最近、SNSを見る回数を減らしています(結果的に発信も減っています)。
情報を取りに行くと称しながら、実質的に自分の時間を削っているように思えているためです。
手の届く範囲でできることを粛々とやっていく。外界に振り回されない限界を覚える。色々と鍛える時期かと思っているのもあり、ちょうどよいタイミングでした。

友人が3月くらいに0からイラストを練習し始めて、めきめき腕を上げています。その様子を見て

もっとみる

週次報告7

2週間すっ飛びましたが、元気でやっています。

とうとうリリースされました、マーダーミステリー「ロサリウム」。

このnoteに来るような人は(多分)ここに宣伝を見に来ているわけではないので、作品の魅力を宣伝的に記述することはしません。でもプレイしてはほしいです。

マーダーミステリーを最初にプレイしたのは最初期テスト版の「星屑の彼方で」でした。大体2019年の夏あたりのことです。その後「約束の場

もっとみる

週次報告5

メモ。

「陽キャソーシャル」
「ジャンルの拡大」
「成長意欲のコスパとコンテンツの規模」
「上手になりたくない」

週報の記述、すっかり忘れておりました。「忘れておりました」という事実をギリギリ記して次のネタをまとめておきます。

「文章を書く練習をする」というテーマからいきなり離れてどうするのか、という話であります。よくないことです。思い出したのはよいことです。

週次報告4

「忙しいのは今週まで」と先週書いたのは確かなのですが、それは「わかりやすい忙しさ」の話であって、その処理や後で発生するランダムイベント(「行事」ではなく「事象」のほうです)については言及できていなかったようです。想像力不足。

色々と企画の種が持ち上がり、持ち上がりそうにない企画の種も挙がり、整理整頓するフェーズを迎えようとしています。季節や年齢ではなく、自分がそれに直面していますよ、以上の意味は

もっとみる

週次報告3

週報更新を忘れているわけではないです。やりたいという気持ちもありまして、しかしながらやっていないのは、と言いますと、単に忙しいという話です。今週の週報のお時間です。水曜日更新は特に自分に課しているわけではないので、このタイミングの更新でもまったくセーフ(と判断)なわけですが。

では実際やる時間がないかというとそういうわけではないんですが、この「そういうわけではない」は、物理的な時間の問題なんです

もっとみる

週次報告2

今週は「アイロニカル・エトランゼ」でした(※先週の記事参照)。
「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」のキャラクター「一ノ瀬志希」の、フェス限定SSRの二つ名でした。

夕暮れたプラントを背景にした画が「らしく」て、ついつい見入ってしまいます。

最近は「丁寧に仕事をする」ということを意識しています。
ここでいう意識とは、「丁寧に仕事をしようとしている」というよりは、「丁寧に

もっとみる

週次報告1

「ベンチャー企業が業界で成功できるために必要な規模感を表した基準」を表す単語は何だっけ。という理由で、検索バーと5分ほど格闘しました。

果たして正解は「キャズム」だったのですが、検索前は「ケインズ」「キューブ」に近しいところにアタリをつけており、「カタカナ4文字」「カ行の音から始まる」くらいの解像度で認識していたことがわかります。

こういうことが、自分には1~2週間に1回程度起こります。先週は

もっとみる