Malama Honua マラマ ホヌア  

2007年、16年前の5月、
ホクレアは 宇宙とつながり 
母なる地球とひとつとなり寄り添いながら、
島々をつなぎ、
すべての生命の源である海と
私たちの故郷である母なる地球を愛と感謝で満たし 癒し、、、

大きな海、モアナヌイアケア、、
太平洋を星を見ながら地球の声を聞きながら大海原を渡り、ここ日本にやってきたのだ。

太平洋のポリネシアトライアングルの中だけを30年以上航海し続けていた「ホクレア」が小さな島々たち、ミクロネシアを経由して初めて訪れた外国が経済至上主義の大きな島国、海洋国、日本列島、
我が「日本」だった。

ホクレアが海から感じた日本は、

彼女が長い年月、夢みていた桃源郷、白砂青松、海と調和した美しい島国、神と自然と人が共生する美しい島国ではなかった、

世界最古の誇り高き海洋民族の末裔が住む島国ではなかった、

そして、彼女は島々をつなぐ航海を経て我が国「日本」を通してきっと思ったのだろう。

私たちの地球は、危機的状況だと。

人の心も大地も海も、そのすべてにアロハ、愛と感謝が必要なときだと。
もっと人は優しい気持ちで地球とつながり、寄り添うべきだと、、、

そう感じたのだろう。

その後、ホクレアは2014年から丸3年かけて
自分たちの危険もかえりみないで、壮大な旅に出たのだった、
その旅をやらないことのほうが、もっとこの母なる地球にとって危険なことになると感じたからなのだ。

私たちを生かしてくれる地球(Honua)を、愛しみ、いたわり、大切にする(Malama) というハワイの言葉をその名とした旅、航海、
地球を一周辿り、癒やす航海「Malama Honua」マラマホヌアをやってのけたのだ。

そのMalama Honua 航海が『モナヌイアケア』(大きな海)というタイトルのドキュメンタリー映画となった。

そして日本語に訳されコロナ渦での延期を経て日本で公開できるタイミングが2022年、やっと、やって来たのだ。

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 ホクレアの意志とスピリットを日本に伝えひろめようと2008年から活動を始めたのがオーシャンレジェンド。
それが葉山のカヌークラブOcean Va'a となり、
更に、この活動を日本全国、全世界の海をこよなく愛する仲間達に拡めることを目的として、ハワイはマウイ島のボヤジャーやパドラー達と始動したのがこの「Paddle for mother earth 」という活動だ。

さて、そのホクレアのドキュメンタリー映画、
Moananuiakea モアナヌイアケア 

この映画を、星を観ながらカヌーで世界一周をした壮大な娯楽的な冒険ドキュメンタリー映像として楽しむのもいいだろう。

星、太陽、海、大自然がおりなす地球の表情が耳と視覚から入ってくるのも素晴らしく、航海の先々で出会う地球の声をききながら生きている多様な民族の人々との出会いにも感動するだろう。古代人の叡智や海の民としての誇りを持ち、地球環境保全のために情熱をかけるハワイアンの勇気にも憧れを感じるところだろう

でも、この映画を2度3度と観ることで、そこにはホクレアと海から、私たち日本人の魂と共鳴するような大切なメッセージが映像の中に散りばめられていることに気づいてくる筈だ。

僕ら日本人に大切なことを問いかけてると感じるのは僕だけではないはずだ。

Moananuiakea はハワイの文化や海が大好き、自然が大好き、という人はもちろんのこと、それだけでなく、この地球という星、私達の共通で唯一の故郷、、、に生きるみんなに何度も何度も繰り返し観てほしい映画だと思う。

そして、そのホクレアがまた日本にやって来る。

1976年のハワイからタヒチまでの処女航海から50周年を迎える2026年にあわせて日本にやって来る計画だ。

今年、ハワイからアラスカへの航海をスタートして、北米海岸、南米の国々、ポリネシア、ミクロネシア、メラネシアの島々、村々を訪れ、その壮大な航海の最後の目的地を日本とさだめ、ハワイに帰る直前にここにまたやって来るのだ。

神と人と自然が共生する国、自然の摂理に沿って生きる美を体得している民族、それが私達日本人、そんな自然とともに生きた世界最古の海洋民族の誇りと精神性を目覚めさせるさせるためにやって来る。

その日本人の美しい愛の精神性がこの母なる地球のために必要だから、

私たちを目覚めさせるために、

海をこよなく愛し、自然という家族の一員となり、母なる地球とつながりたいと心から願う仲間との出会いが楽しみです。

幸せの星”ホクレア”の意志とスピリットを伝えるべく、
日本各地で 上映会を開催しています。

一緒にこの壮大な地球を旅する映画を見て、マラマホヌア(地球をいたわり愛しむ)ことについて話をしましょう。
マラマホヌア交流会を日本中で開催していきます。


わたしの町や、村でやってほしいという人は遠慮なく連絡をください。
どこにでも行くよ。漕いで行くよ(笑)

特にこれからの地球をになっていく希望の光である子ども達には
是非この映画と出逢ってほしいと強く願っています。

島々をつなぎ、
人と人をつなぎ、
祖先とつながり
地球とつながった
ホクレアのように、

『モアナヌイアケア』で語られる
ホクレアとの出逢いを通して母なる地球への愛と感謝が
つながり 結ばれますように、、、

この地球をアロハの光の輪がつつむ、
「始まりの始まり」となりますように、、、


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