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みお奥様のストーリー⑥

 ホテルに向かう道はまだまだ続く。
 その道中で、じっくり刺激を与えていった。
 人とすれ違う瞬間にスイッチを入れ、声をあげるのを堪える姿は中々に煽情的だった。
 あまり震わせ続けても慣れてしまうだろうから、程よく震わせないタイミングも作る。
 信号待ちで止まっている間は、思い切りスイッチを強くなる方向に振り切ってみた。
「んぅ……っ! ふ……っ、う……っ!」
 微かにローターの音が聞こえているような気がする。
 みおさんは内股になって膝をぶるぶると震わせ、私にしがみついてやっと立っているような状態だった。
(いい反応だなぁ……うん、さすがはみおさん……)
 反応が実に楽しい。もちろん演技も入っているかもしれないが、そうであってもそのエロさで十分楽しめる。
 私は歩き出すと同時にスイッチをいったん切り、ほっとした様子のみおさんを連れて横断歩道を渡し始める。
 その途中で立ち止まり、スイッチを思い切り『強』に振り切った。

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