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たんぽぽ娘を読んで。

1冊の物語の本かと思ったら短編?の集まりなんですね。

以下、ネタバレになりますので読んでない方は読まないで下さい🙏
あと、個人の感想です。捉え方考え方は様々、多種多様、千差万別、十人十色です。

◇◇◇

率直な感想は表現が当時のままだから、読み進められなかった。

ので感想がない。

と言ってしまうところだが、先日読んだ本の主人公が好きな物語ということで、たんぽぽ娘だけでも読もうと頁を飛ばし読んだ。

物語の主人公は中年おじさん。しかも、冴えない感じで書かれている感じさえする。

そんな主人公がスタイル抜群で自分の子供と言ってもいい年頃のお嬢さんに恋をしてしまう。

これ、
中年女性目線で読んでると、ごめんなさい気持ち悪い。不倫じゃんかよと。

利発で聡明、スタイル抜群のたんぽぽ娘は、書き手からも主人公目線からも美しく書かれるので、中年おじさんと対比し尚更にただ背徳。

最後の別れになってしまうとき、たんぽぽ娘は中年おやじに「愛している」と告白する。

その後、告白しといて会いにこないのだ。

たんぽぽ娘もいっときの気の迷い?

そんな気さえする。

ところが、読みすすめるとハッピーエンドになる。読み進めなくてもハッピーエンドだった。

たんぽぽ娘目線からお話しが書かれていたら共感し、中年おじさんもエレガントに見えるのだろうな。

これを子供の頃に読んでいたら違う感想を持ったのだろうか🤔

◇◇◇

当時の表現とはどんなところに感じたかと言うと、
妻のことを家内と呼ぶところ。

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