見出し画像

私史上最高のゲーム②Detroit: Become Human

こんにちは、ゲーム歴15年の大学生 ヨシカです。
前回の記事では、note公式企画「#全力で推したいゲーム」について”私史上最高”の2本のゲームのうち、一本目の「ドラゴンクエスト5」をご紹介しました。
今回はその二本目「Detroit: Become Human」についてご紹介していきたいと思います。溢れんばかりのゲーム愛を込めて。

(私のゲーム遍歴については、前回の記事を参照。)

「Detroit: Become Human」とは

フランスのゲーム会社Quantic Dreamが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売するゲームソフト。2018年にはPlayStation4版、 2019年にはPC版が発売されました。PlayStation の有料会員サービス「PlayStation Plus」に加入すると無料でプレイできた時期もあります。

あらすじ

『Detroit: Become Human』メイントレーラー(YouTube「PlayStation Japan」チャンネルより)

2038年、デトロイト。
人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げた、
アンドロイド産業の都。
アンドロイドの登場
人間と同等以上の外見・知性を兼ね備え、様々な労働や作業を
人間に代わって担うようになったアンドロイドは、社会にとって
不可欠な存在となり、人類はかつてない豊かさを手にいれた。

しかし、その一方で、職を奪われた人々による反アンドロイド感情が高まるなど、社会には新たな軋轢と緊張が生まれはじめる。
そんな中、発見された奇妙な個体。
「変異体」と名付けられたそのアンドロイドたちは、
あたかも自らの意思を持つかのように
行動しはじめたのだった。
それは、自らの意思を持つアンドロイド。
人類史上最も便利な「道具」として生み出され、
ショーウィンドウに「モノ」として
陳列されているアンドロイドたち。

そこに生まれた「意思」や「感情」
らしきものとは何なのか。

(Detroit: Become Human オフィシャルサイト- ストーリー紹介より引用)

舞台は、未来のアメリカ・デトロイト。人間と見分けのつかないほどリアルなアンドロイドが普及し、労働に従事している世界。
プレイヤーはコナー・カーラ・マーカスという異なる境遇に立たされる3体のアンドロイド目線で物語を体験していくことになります。プレイヤー自身が主人公となり、重要な選択をしていく。一つ一つの選択がエンディングに大きく影響を与え、「自分だけのエンディング」に辿り着くことになるのです。

私が思う三つの魅力

私が思う「Detroit: Become Human」の魅力は、大きく分けて以下の三つにまとめられます。

圧倒的リアルさを誇る映像美
考えされられる奥深いテーマ
「自分の選択が物語の結末を変える」という緊張感

一つめは「圧倒的リアルさを誇る映像美」。
例えるなら、“まるで一本の映画を自分で体験しているような気分にさせるほどのリアルさ“です。
人物、部屋、洋服、市街、公園、雨、火など、すべてのオブジェクトがリアルに、緻密に作り込まれています。質感もとてもリアルで「触ったらこんな感じだろうな」と触感を思い起こせるほど。物語を進めずにゲーム内の世界をただ「歩く」だけでも、十分に世界に浸れます…。(特に、光や影の使い方が素晴らしい。暗闇はリアルである分、より怖さが増します。)

それに加え、登場する人物やアンドロイドのモーションや表情が非常にリアルです。その秘密は「ゲームの登場人物たちの動きが、実在する人間の動きや表情をもとに作られている」ことにあります。「アバター」や「猿の惑星」などの映画にも用いられたモーションキャプチャーという技術を使用し、実在する俳優が演じる動きや表情を記録しています。もちろん、コナー・カーラ・マーカスなどの登場するアンドロイドたちも、俳優さんたちが実際に演じています。演じた俳優さんたちの顔を見た時、アンドロイドとあまりにそっくりなので感動してしまいました…。(アンドロイドたちは、彼らをもとにデザインされているので当然と言えば当然ですが笑)
登場人物に感情移入して感情を揺さぶられまくりました。何回泣いたかわかりません…。

二つめは「考えさせられる奥深いテーマ」。
ストーリーを進めると、「変異体」と呼ばれるアンドロイドが出てきます。アンドロイドはあくまでも「人によってプログラムされた動く機械」であったはずなのに、だんだんと人の心を理解し、同じように考えるようになるのです。そうしてもなお、機械と呼べるのか。人間と何が違うのだろう…。様々なことを考えさせられます。

三つめは「“自分の選択が物語の結末を変える“という緊張感」。
プレイしていると、結構な頻度で「選択の機会」が訪れます。
二択や三択、四択の選択型で画面に表示されることもありますし、ステージを捜索する中でオブジェクトを見つける・見つけないなどの自分の行動から自然と生まれる選択もあります。
また、会話中の選択には時間制限がある場合もあり、言葉を交わしながらすぐ決めなければならないところに「リアルさ」があります。(優柔不断な私はとても焦ってしまいヒヤヒヤしてしまいましたが笑)

圧倒的な映像美や、感情揺さぶられるストーリー展開から、「まるで映画のよう」と言われる本作。映画と大きく異なる点は、主人公になって自分で「選択」し物語を体験できること。ゲームならではの素晴らしいメリットだと思います。

その魅力を一言でまとめるなら

一本の映画を、自分で「選択」しながら体験できるようなゲーム“。
ぜひぜひ、ご自分で体感してみてください。
絶対にプレイして損はしませんよ!
それでは、素敵なゲームライフを。


この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

よかったらサポートお願いします!あなたのサポートがとても励みになります。サポートは創作・コンテンツ制作活動のために使わせていただきます。よろしくお願いいたします☺️