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元素から考える!人体に必要なアロマ

こんにちは!アロマセラピストの大島鶴枝です。

本日は、人体を元素でみたときに、必要となるアロマというテーマでお伝えしていこうと思います。

アロマテラピーは好きだけど、アロマの成分を覚えるのが苦手という人ってとても多いのです。

私は、アロマの成分が特に好きな稀なセラピストなので、本日は、もっと皆さんにアロマの素晴らしさを理解してもらいたいという思いから、

アロマの成分がなぜ、人の身体に影響を与え、しかも健康へと導くのかを解説していきます。

アロマの成分

元素には、常温で気体のもの(アロマの香りの成分)もあれば、鉄のような個体、水銀のような液体の元素もあります。

アロマテラピーで使用する精油は、炭化水素でできています。植物は二酸化炭素を吸って、水と太陽の光で、光合成をします。

精油は、主に、炭素:C、水素:H、で構成されており、私たちの人体にとって必要不可欠な3大元素(酸素、炭素、水素)の酸素を追い出し、炭素と水素で構成されています。※成分は精油それぞれ違うため、ここでは大雑把にお伝えしています。

植物は、自ら有機化合物を生み出すため、有機生物と呼ばれています。食物連鎖のトップに位置する植物が作り出した有機化合物を吸収して生きているのが人間(動物)なのです。

ここで人体の元素の構成を見ていきましょう。

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人体の元素構成

標準的な人間の体では、65%が酸素、18%が炭素、10%が水素です。

最も多い酸素は、空気中の2割を占め、植物の光合成で作られ、あらゆる生き物は、酸素の爆発的なエネルギーを使って、動くことができています。

生き物には欠かせない大切な元素です。

水素は、あらゆる元素の中で最も小さく、軽い元素です。宇宙で最初に生まれた元素で、ビックバンが起きた時、水素原子ができ、やがて水素とヘリウムが集まって星ができたため、水素は命そのものとも言えます。

ただ、私たちは宇宙で呼吸することができません。宇宙の元素構造は、水素:Hが71%、ヘリウム:He27%、その他で構成されていて、酸素がほとんどないからです。

人体の6割が水ですし、DNAの二重らせんも水素結合で結びついているため、人体にとって水素は、必要不可欠な元素です。

次に、炭素は、『生命の源』と言われ、生き物の食べ物を作っている元素です。『食物連鎖』という言葉は、言い換えれば『炭素のやり取り』

タンパク質や炭水化物などの生きるための必要な栄養はみんな、炭素の化合物ですし、細胞やDNAも炭素ありきで構成されています。

生き物は全て炭素でできているのです。

私たちは、あらゆるものが炭素でできていることを知らないですが、食べ物以外にも、鉛筆の芯からダイヤモンドまで。

炭素はいろいろな形になれる性質を持っています。

元素の性質は主に、14に分類することができますが、炭素族は、とても優秀で、色々な元素と結合し、さまざまな有機化合物となります。

あれ?これでは、ほとんどこの3つで人体が構成されていることになります。

そうなのです。人体のほとんどは、この酸素、炭素、水素の3つで構成されているのです。34種類の元素のうち、1%満たない元素は28種類。でも、この1%に満たない元素を侮ってはいけません。

99.9%の元素が揃っても、0.1%がないだけで死に至ることもあるのです。この1%未満の元素のことを『微量元素=通称ミネラル』と呼びます。ミネラルは人類、ひいては生物が生きる上で絶対に必要な元素なのです。

酸素カプセルって本当に体の良いの?

よく、酸素をチューブで吸うことで、疲労回復に効果があると言われる酸素カプセル。実は、この人体の構造と酸素という元素の特性を理解すると、本当に疲労回復に良いものか、首を傾げてしまいます。

先ほど、お伝えした通り、人体のほとんどは、酸素、炭素、水素で構成されています。そのうち、酸素は68%も割合を占めているからこそ、酸素が人体にとても必要な元素であることは言うまでもありません。

ただ、この必要不可欠な元素の特性が、私たち人間を老化させ、劣化させるのです。

酸素は、人体の中に取りこむと、約2割は活性酸素へと変化します。つまり、体のサビを作るんですね。

活性酸素には、通常、心と体が健康な状態なら、抗酸化物質と結合し、大半が消去されますが、日常生活の乱れや強いストレスを感じると、悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルに変化し、DNA、脂質、酵素、タンパク質などの重要な生体成分を酸化させます。

酸素を吸えば、2割は活性酸素となるため、疲労やストレスを抱え、しかも体内で構成されているミネラルが不十分な状態で、酸素カプセルで高濃度の酸素を吸うと

ヒドロキシラジカルと生体成分が結合し、逆に細胞を劣化させる可能性があるのです。

酸素は、私たち人体の7割近くを占める元素で、必要不可欠ではあるのですが、喫煙、アルコールの摂取、食生活の乱れ、睡眠不足などの日常生活の乱れや、心身の疲労を感じるときには、特に酸素を吸いにいくという行為はお勧めしません。それよりも、疲れた時こそ、炭素と水素に注目して欲しいのです。

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炭素と水素で構成されたアロマの香り

アロマの芳香成分は、光合成からなる二次代謝産物です。植物が生み出した糖は、植物が身を守ったり、子孫を繁栄させるための化学物質に作り替えられます。それの1つが芳香成分となり、精油成分は、テルペノイド分子と呼ばれる分類に入ります。

アロマの成分に、テルペン系炭化水素類がありますが、これは、炭素5個と水素8個の基本単位(C5H8)で構成されており、この基本構成をイソプレン単位と呼びます。

このことから、アロマの芳香成分は、基本、炭素と水素でできており、体内に入ると酸素が出した2割の活性酸素と結合し、外に出す役目を補ってくれるのです。

日常生活の乱れや食生活の乱れ、仕事上や人間関係のストレスが溜まっているときは、体内の中に、ヒドロキシラジカル(悪玉活性酸素)が発生し、細胞を錆びさせていると知ると

そのヒドロキシラジカルを除去し、リフレッシュさせ、細胞を活性化させてくれる炭素と水素で構成されたアロマの香りを嗅ぐということが

元素観点からも、心と体に良いことが理解できると思います。

まとめ

私たちは、植物が存在することによって、目が見え、歩き、行動できています。だからこそ、植物のエッセンスが詰まったアロマの芳香成分を嗅ぐことによって、心と体が整っていくのです。

アロマの香りを日常で香っているだけで、感情にも良い影響を受けることができます。

アロマを嗅いでいて、それでも間に合わないほどのストレスや疲労を抱えた場合は、アロマサロンでトリートメントもお勧めです。

芳香よりも、皮膚に塗布をすることによって、成分が血液を周り全身に行き届くため、体が軽くなり、老廃物が排出されやすくなります。

そして、酸素カプセルよりかは、水素が吸えるサロンの方がお勧めです。私は原子で吸える水素サロンに3年近く通っていますが、通う前よりも、ずっと若返ったと好評です。

ぜひ、自分なりのお好きなアロマをご活用いただき、日々の健康意識に取り入れていただければと思います。

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https://petit-bon-aroma.com/guidebook/

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