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「問いかけ」からすべてはじまる。 その4。

失敗してもただ起き上がってはいけない

私はこれまでいくつも失敗を繰り返してきました。
遅刻や忘れ物、頼まれたことをうまくやれず、失敗。 怒られ萎縮し、
また失敗。
若い頃はまさに負の連鎖から逃れられなくなっていました。

頼まれたことを忘れないためにノートにとにかくなんでもメモしました。
今でいうtodoリストですね。

不思議なものでそうしていくうちに、
「これは書かなくても大丈夫だな」、
「これについてはやることを追加で書いて整理しておこう」
となるわけです。
私の場合、気も利かないし、勘も悪かったので、
最初は怒られたくない一心でしたが
だんだんとそういう思考になっていくことが、
成長出来ているという実感になっていきました。
何度も繰り返すことが大事です。
量はある一定のところを過ぎると質に転化するのです。 量質転化。

失敗してしまった。 私の社会人一年目はこれで終わっていました。
でもここで終わってはいけません。
「どうして失敗してしまったのか」までを考えなければならないのです。
失敗の原因を探って、検討しなければ、
おなじ失敗を繰り返すことになってしまうのです。
問題意識をもつことが、成長につながるのです。
原因がわからないと思うこともあるでしょうが、
いいことにも悪いことにも原因は必ずあります。
最初から順を追って、ひとつひとつ確認してみましょう。

私は、ひとつのプロジェクト(仕事や出来事)が終わると
A5ノートの1ページ分に、仕事ノートをつけています。
・プロジェクトのタイトル、開催日、時間、場所、予算などの概要
・プロジェクトに対する出来事、感想
・プロジェクトに対する反省点
を書くようにしています。

これを書くことにより、終了したプロジェクトを客観的に検証できること、実施した中での不満や、上手く行かなかったことなど、
振り返ることができます。

こういった小さな事も、続けていけば必ず糧となります。
簡単にすぐに大きく成長することはとても難しいです。
正直言ってできません。
毎日少しづつコツコツと続けていくことが長いスパンで考えると一番の近道なのです。
どうか、あせらずに。

その5。につづく…

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