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8/23週のニュース

今週は7本です。

夏休み明けの「全国一斉の休校要請は考えていない」と述べた。緊急事態宣言対象地域の一斉休校についても慎重な考えを示し、「学校は子どもの学習や発達を保障する重要な役割がある」と指摘した

→萩生田文部大臣は一貫して学校が子供の成長にとって重要な機能を持っていることを世論に負けずに発信していて素晴らしいと思います。学校は知識の伝達だけしているわけではなく、一緒に生活を共にすることが本質的な機能だと思っているので、オンライン教育になってしまっては本質的な部分が抜け落ちてしまうと考えています。

改正感染症法に基づき都内の全ての医療機関に対し、新型コロナウイルス患者向けの病床確保と最大限の患者受け入れを要請した。2月の同法成立後、国としての要請は初めて。感染急拡大による病床逼迫を受けた措置。人員不足など正当な理由なく要請を拒んだ場合は勧告し、従わなければ医療機関名を公表することができる。

→東京都で初めて病床拡大に努めない医療機関が公表されるようになりました。これまで個人の自粛や飲食店・百貨店などへの休業要請など、施策に偏りがあり、肝心の医療体制の拡充に注力できていなかったことが問題だと考えているので今回の要請はポジティブに考えています。


福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなどを含む処理水について、政府と東京電力が、原発から1キロほどの沖合まで海底トンネルを通して放出する方法を採用し、工事に向けた調査を9月にも始める方針を固めたことが、関係者への取材で新たにわかりました。福島第一原発で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水について、政府はことし4月、国の基準を下回る濃度に薄めたうえで、2年後をめどに海に放出する方針を決めました。決定を受けて、政府と東京電力は放出の方法について、原発から1キロほどの沖合まで海底トンネルを通して放出する方法と、沿岸から直接放出する方法の2つの案を検討していましたが、より、海で拡散しやすい沖合での放出を採用する方針を固めました


→この記事を読んで、言語も外見も異なる大阪選手をなんで日本人として応援できるのかを考えていたのですが、「大阪なおみ」という日本語の名前を持っていることが自分としては大きいなと感じました。

なぜか私たちはスポーツイベントやスポーツ選手を、さしたる理由もなく「良いモノ」「好ましいモノ」と認識しがちである。その結果、どうも日本社会はスポーツを甘やかしてきてしまったようだ。その甘やかしがそこかしこで問題を発生させてしまうのである。国民はすでに気づいている。今後は他ならぬスポーツ界がそれに気づけるかどうかが、日本のスポーツ界の今後のキーになるのではないかと、僕は考えている

→スポーツが好ましいものとして認識されているという点は同意しますが、「甘やかしてきた」という点はあまり賛同できません。僕らはスポーツを好ましいものとして認識するが故に特別な負担をスポーツに担ってもらうことがあるはずです。例えば、甲子園にしかり、オリンピックしかり、巨大な資本が背後に動くイベントに動員され、オリンピックに至ってはアスリートがオリンピックに出場したいのか、否かという発言をすることですら賛否両論があり、アスリートを苦しめていたと思います。また、桜宮高校バスケ部に痰を発した体罰問題など、社会からスポーツ界に厳しい視線が向けられたことだって過去にはあります。従って、社会がスポーツだけを甘やかしてきたというわけではなく、その時々の空気によってスポーツにも厳しい目が向けられることもあるし、向けられないこともある。それがその時々の世論とかアスリートの知名度といった「空気」によって支配されているという点が問題なのではないでしょうか。

→AERAでご自身の考えを述べたかと思えば、やっぱり総裁選に立候補するようですね。前回は自民党でもリベラル寄りなのでリベラルからの票を獲得できると思われていましたが、安倍政権に噛み付いていたイメージのある石破さんと票を分け合ってしまったのか、選ばれませんでした。今回は菅政権の力も落ちているので注目です。


→アウティングの問題点としては、

・本人の選択以外の部分で意図しないアウティングが起こってしまうこと
・アウティングもしくはカミングアウトの結果、差別的なリアクションが生まれる
という2点だろうと思います。

この事件に関しても、まず本人の意図しないアウティングが起き、さらに本人が希望するようなケアが受けさせてもらえなかった。

つまり、本人のコントロール外のところで問題が大きくなってしまうものなので、当事者以外のリテラシーを高める必要があると思います。ただし、国民の100%がリテラシーを十分に高めることはできないと思うので、重要なのは、全ての人に100点満点のリテラシーを求めるのではなく、少なくとも差別や攻撃につながるような0点のリテラシーの人をできるかぎり少なくするということだと思います。つまり、60点とか70点くらいのリテラシーを持てる人が社会の過半数以上を占められるようになるとリスクが減ってくると思うので、ワクチン接種とかと似ていますが、いかにスピーディーに社会の過半数以上を啓蒙するかが大切だと思います。

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