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12/6週のニュース

今週は3本です。

→日本の外交姿勢が試されていそうです。個人的にはアメリカとの関係性と選手の気持ちが大事なので外交的ボイコットに否定的なコメントをせずに、かつ、選手団は送り込むという両論併記的な対応で良いと思ってます。

水道の官民連携をめぐっては「民間企業に任せると値上げが横行する」「水の安全が確保されるか不安」といった声があった。宮城県はこれまで70回以上に及ぶ住民向け説明会などを開き、「料金値上げは県議会の議決を要する」「水質検査は県が引き続き実施する」などと答えてきた。「民」を起用する利点は「官」にはない優れたノウハウや技術の流入だ。みずむすびはこれまで浄水場など拠点ごとに実施していた運転管理を、広域の監視システムに集約することで業務の効率化や災害対応の迅速化をはかる。必要な薬品や電力も一括調達し、単価の引き下げにつなげる考えだ。

→宮城県で水道の官民連携が始まるのは初めて知りました。水道値上げや水質悪化が懸念される中で70回以上の説明会を実施した努力はすごいなと思いました。他の自治体で取り組む際も参考になりそうな事例になりそうです。

決断して開戦したのではなく、ズルズルと時間が流れるなかで、空気が醸成されていった。これなら勝てる、と決断したわけでなく、時間切れだから仕方ないという不決断で始めた戦争だった。決断すべき人間が決断から逃げ、1テクノクラートに過ぎない人に「これは鈴木さんの数字ですよね」と投げてしまった。後になって鈴木は「(日米開戦を)やりたくなかった」と言いながら、「やれる」という数字を求めているムードにのまれたので仕方なかった、と弁解した。

→猪瀬直樹の「昭和16年夏の敗戦」は名著ですが、そこにも記載されていた通りいわゆる陸軍の暴走によって戦争が始まったのではなく、今の日本でもよくある誰もやりたいと言わないけど空気によって何かが始まってしまう感じで戦争のような世界を巻き込む事件が始まってしまうことは何度学んでも学び足りないくらいの教訓だと思ってます。この記事も短いながらもよくまとまっています。


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