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産後5日間の入院生活レポ(前半)

こんにちは、こんばんは。ぺるしかです。
無事ベビ様が生まれて、で、その後も6日間は入院なわけです。
出産当日から換算して、5泊6日。(出産当日は0日)
いろんな本・SNS・ネット記事で予習してきたものの、イマイチ不透明だった入院生活を記録していきます!

基本情報として

私の産院は総合病院の産科でしたが、産科の強い総合病院で、他の人の話を聞くにとても充実していました。
病棟は産科のみ別で2階分あり、食事も別、シャワーやトイレももちろん別。
シャワーは9:00〜20:00という制限があるものの、その間なら空いていればいつでも入れます。(ほとんど空いてる)
母子同室ですが、しんどい時・休みたい時などは新生児室に預けることが可能。
また、毎朝は体重測定等の検査のため、赤ちゃんは新生児室で2時間ほど預かられます。

また、基本は4人部屋ですが、希望して個室にしたため、通話や面会も部屋で可能。
22:00の消灯後も気にせず点灯ok、お手洗いもついていたのでいつでも使える、という。
つまりは、快適でした。

正直、入院生活は鬱々というか、暗いというか、夜なんかは何か出るんじゃないかとか、(子供のような発想ですが)思っていたものの、そんな心配は全て消し飛びました。

それより初めてのベビーとの生活が大変でしたとも!!

1日目

私の出産は夜だったため、そのまま昼までベビ様はお預け(新生児室へ)。
私は車椅子で運ばれたのち、ベッドに寝かされました。
出産の時間が短かったためか、体力の消耗がそれほどでもなく、わりかし意識もはっきりとして、ゆっくりねれるかと思っていたものの、寝れず
産後はドーパミンがドバドバと出ているらしいです。つまりはママ超興奮状態。
ただ、その次の夜からはベビ様との生活が待っているので、この日は何としても眠れるように、眠るための道具(ホットアイマスクとか)があったほうが賢いと思います。

また、産後は排尿や排便の感覚がおバカになるので、したい感じがなければ定期的に来る助産師さんが介助してくれます。
そもそも排泄は定期的にしないと、子宮の戻りを妨げてしまうのだとか。
私は感覚が戻ったものの、貧血が酷く歩けなかったので結局お世話になりました。
出産の時の出血量は、通常の助産婦さんと同程度の中程度だったんですが、まじで視界が揺らぎます。
少しでもチラチラとしたらそこでストップ、すぐに横に戻されます。
この貧血も、食事を摂ると治るのでご安心を。

入院中、本当に最高!と思ったのが食事です。
薄味でもなく、程よくしっかりした味付け、パンやご飯多め、ドレッシングは減塩といえど味しっかりあるもので、なんでも美味しかったんです。
初日にパンが2つにサラダやウインナーとそこそこの量が出てきた時は、お腹もペコペコで涙が出るほど嬉しかったです。
人によっては残しちゃう量なんだと思いますが、私はそもそもよく食べるので毎食完食してました。

ご飯を食べて歩けるようになると、昼番に交代した助産師さんが軽い散歩を兼ね病棟の案内をしてくれます。
そしてそれ以降はシャワーも解禁!
初日は入れない覚悟で汗拭きシートやらドライシャンプーやら仕込んできましたが、大喜びでシャワーを浴びにいきました。

さて、悪露のことですが、本当にこいつはすげえな、と思う出血です。生理どころではない。
そもそも生理が重過ぎない体質ということもありますが、シャワーの時1番驚いたのがその出血でした。
確かに専用のナプキンあてないと無理です。
3日目ぐらいからは重い生理ぐらいだよー、と説明を受けていましたが、4日目までは悪露用のナプキンをあてていました。
デリケートゾーンがかぶれやすい、名前の通りデリケートな方は、産院に用意があるといっても、体に合うメーカーのナプキンを持参することをお勧めします。
私は思ったより合わなくて、結局長くかぶれてしまうことになりました。

昼過ぎに夜ぶりのベビ様とご対面。
保育器に入ったまま運ばれてきます。
保育器は透明なプラのベビーバスのようなものが、台座に乗っていて、中には硬いマットとそれを包むタオルの上にベビ様、そして枕の代わりにタオル、掛け布団もタオル、です。
私は思いました。タオルでいいのね、と。
散々掛け布団やら専用のガーゼケットやら買わないで正解でした。
また、マットには赤ちゃんの呼吸をチェックしているベビーアラームがついていました。
赤ちゃんが無呼吸状態になるとアラームが鳴るというものですが、正直家でも買おうかと思った。
後でまた取り上げますが、あまりにベビ様が儚げで常に気が休まらないほど。
できるなら常に抱きしめて見ていたいぐらい生命確認をしていたくなるので、アラームがあると安心感が違うんですよね。何かあったら気付けるだろう、と思えますし。

その後夫の面会があり、夫も夜ぶりにベビ様に面会。
持ち帰りたいとこぼす夫。それを見てフフフと笑う私。

まだこの時はよかった!!
この夜から早速新生児育児の洗礼にあうことになるので…

2日目

1日目の夜から授乳が始まりました。
私は母乳とミルクの混合栄養を希望していたので母乳両乳5分ずつ+ミルク☆日につき☆×10mlを3時間おきにあげることになります。
1日目なら10ml、2日目なら20ml、というようなかんじです。

そうです。これより3時間以下の睡眠生活がスタートすることになりました。

何よりお乳は吸わせないと作られない!
よくできてるなあと思います。
3時間おきに吸わせて、出る量を徐々に増やしていくとともに、もし吸わなかったとしても搾乳をする必要があります。
なぜなら、搾乳しなければ乳腺炎になってしまうから。
乳腺炎の一番の予防は母乳をあげること。
人体の神秘やなあと、その時まだ余裕だった私はのほほんと聞いていた…

赤ちゃんも3時間おきに起こしてでもお乳を吸ってもらいます。
しかし、我が子は初日、いわゆる背中スイッチなのか保育器に入れると泣き出すという始末におえない状態に…

赤ちゃんは授乳している時以外は基本保育器に寝かせます。
別にベッドがあったりはしないですし、一応添い寝は許可されてますが、危ないのでお母さんは絶対寝ないことがお約束。
だから自分が眠るためには保育器に寝かすのがマストなのですが…寝ない!
その日は朝日が昇るまで自分の腕でベビーを寝かせました。
定期的に見にきてくれる助産師さんが慌ててフォローに入ってくれ、保育器に入れられギャン泣きのまま連れてかれる我が子を見守り、朝日を浴びながら倒れるように眠りについた初日になりました。

助産師さんは妊婦の健康管理のため定期的に巡回してくれます。
個室は灯りをつけたままにしていいので、深夜でも灯りがついていると部屋に入ってきてくれます。
(初日はそれを知らなかったので律儀に消灯し、気づいてもらうのが遅れました)
妊婦は定期的な検温と子宮の戻り具合の確認、1〜2日は悪露のチェックがあるためです。

それからお乳の後にあげるミルクはナースコールで頼んで持ってきてくれます。
どこの産院もそうなのかわかりませんが、細いタイプのPigeonの母乳実感が使われてました。
このタイプは産院専用らしいですね。普通に売ってるのは結構太くて持つのが大変なので、これが欲しいなあと思いました。
乳首も一体型だし、取っ手もついていて、すごく使いやすそう。

話は戻りまして、ぐっすり寝て、シャワーを浴びて、ベビ様はお昼過ぎに戻ってきました。
その後、夫の面会があり、この日は一緒におしめの交換にチャレンジ。ミルクをあげることもできました。
助産師さんにお願いすれば面会のときにフォローをお願いできます。私から伝えるのもいいですが、専門家からレクされるほうが説得力がありますよね。

このあと順調だったのですが、ベビ様のいろんな仕草にまだ慣れなくて、だんだん不安になってしまい…今になっては笑い話なのですが、赤ちゃんを下ろす時にちょっと勢いが良かっただけでもドキドキで、多少違う泣き方をしてしまっただけでナースコール。(恥ずかしい)
それで来てくれた助産師さんにえらく心配され、同情されると涙腺が弱くなるタチで大号泣。
それに驚いたのか、ベビ様が急に泣き止み、しばらく母が大号泣するというとんだ騒ぎになってしまいました。

その助産師さんと、どうすれば不安が解消されるか相談しました。
私は知識があればあるほど不安が減っていくので、手始めに授乳の仕方から丁寧に教えてもらうことに…
授乳のたびにナースコールさせてもらって、母乳を出す準備から抱え方までつきっきりで見てくれました。
こんなに聞いて良かったのか、とありがたい気持ちでいっぱい。
それから入院中はいろんなことを教えてもらったのですが、それはまた別の記事にしたいと思います。

まあともかく、生まれたての子は繊細で、可愛いけれどもか弱くて、初産では些細なことでもコロリといってしまうのではと不安でいっぱいになるのです。
何でも検索できるから、色んな情報を見てしまって不安な気持ちが益々強くなります。
せっかく入院しているので、なんでも助産師さんに聞くが一番です。

ちなみに、助産師さんには、これから胸が張ってくるだろうと予言され、翌日起きるとパンッパンでした。
またむくみがひどくなってきたのもこの日の夜からです。
そしてやっぱり夜は寝られなくなってしまって3:00にギブアップ…
預かってもらい、朝にベビ様は戻ってきました。

長くなってしまうので今回はここまで!
3〜5日目は次回へ。

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