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おしゃれなホームページでは集客できない4つの理由

「オシャレなホームページを作ったら、一気にアクセス数が増えて売上も増える!」

そんなことは、あり得ません!!


逆に、おしゃれにすることで発生するデメリットを知っておく必要があります。


①ホームページはオシャレより操作性

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まずホームページは、「ユーザーに向けて作る」「検索エンジンのロボットに向けて作る」2つを意識して作る必要があります。

ユーザーというのは人間相手ですから、使いやすさなどを考えておく必要があります。

しかし、オシャレなデザインになればなるほど文字の大きさは小さくなり、どこをタップすれば良いかわからなくなりがちです。

次に、検索エンジンのロボットに向けて作る必要もあります。現時点だとほぼほぼGoogleのロボットを意識するわけですが、検索エンジンで上位表示されるにはGoogleが好むホームページ構造であるほうが望ましいです。

ホームページがオシャレになればなるほど、文字数は少なくなり画像や動画がメインになりがちです。

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デザインの流行というのは、AppleのWEBサイトをマークしているデザイナーが多いのでApple(日本)のホームページを見るとわかりやすいと思います。

確かにオシャレなホームページですが、文字がほとんどないと思います。


Appleは、すでに知名度があるのでGoogleでも上位表示されていますが、無名のお店やサービスがこのようなホームページを開設しても検索エンジンから集客するには相当時間がかかるでしょう。

なぜなら、検索エンジンは文字を読み込んでどのようなサイトかを、ある程度判断しているからです。もちろんそれ以外の要素も見ていますが、文字のウェイトは大きいものです。


②デザインをお店のイメージと合わせる必要はあるのだが・・・

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おしゃれなデザインのホームページは「悪い」というように、ここまで言及してきましたが、お店や商品サービスのイメージとホームページのデザインを合わせる必要は当然あります。

特に、女性をターゲットにした最先端の商品やサービスを販売している場合は。

例えば化粧品やエステ、美容関連などのジャンルであれば、ダサいホームページであればそれだけで見向きもされないケースもあるでしょう。

ある程度、商品イメージと合ったデザインにする必要はありますが、それでもオシャレすぎるとデメリットの方が多くなる場合が多いです。

最低限抑えておくというイメージで良いと思います。


なぜなら、お客さんが求めるのは

・自分が求めているものを提供してくれるか?
・いま悩んでいることを解消してくれるのか?

といったことを考えているからです。

お客さんからすれば、デザインは細部でしかなく、本質ではないのです。


③ブランディングを意識する前に・・・

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オシャレなホームページにしないと会社のブランディングに影響する、という意見を聞くこともあります。

しかし、大抵は自己満足であるケースが往々にしてあります。

企業であれば、デザインの良し悪しを決定する人間の好みだけで決まってしまうケースです。

もちろん、ホームページを集客目的で使用しないのであれば、まったく問題ありません。

ですが、集客目的であればブランディング以前に認知されなければなりません。

認知されてからブランディングを考えれば良くて、特に小規模事業者の場合は認知されることが何より大切です。


④最後は制作先選びで決まる

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そして、最後にホームページを依頼する制作先の能力が大切だという話です。

あなたが以下にデザインを重視しすぎるとダメなのかを理解していても、基本的には制作先にある程度は任せるわけで、制作会社やデザイン会社がそのことを理解していなければ水の泡です。

なぜなら、オシャレなホームページを納品すれば、喜ぶクライアントが多いからです。反応率まで考慮して納品物を選ぶクライアントが稀なんです。

制作会社やデザイン会社というのは、ホームページを作って納品するまでが仕事のところが多いです。

極論、納品後にそのホームページが、反応がとれているか?集客できているか?は、あまり関係ないわけです。

もちろん、納品後のことも考えて制作している制作会社やデザイン会社もありますが、構造的に考えるとわかると思いますが実際少ないですね。

集客が得意な制作先の見極め方については、また機会があればご紹介したいと思います。



まとめると、

①担当者や責任者の好みでデザインを決めない事
②既存の取引先や、同僚知人に紹介されたところに安易に依頼しない事

以上2点が大切になるというお話でした。




最後まで読んでいただきありがとうございます♪

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